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マンガ読本 ソフトウェア分析 事始め

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ソフトウェアエンジニアリングに関する話をマンガとともに紹介しています。 ウィットに飛んだ解説になっていますので、お楽しみください。 「ソフトウェア開発はデータ分析で始まる」「散…
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記事一覧

自己紹介の書

五味 弘(ごみ ひろし)の自己紹介になります。 概略 ・2019年に沖電気工業(OKI)から情報処…

五味弘
2か月前
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ソフトウェア開発はデータ分析で始まる(ソフトウェア分析)

ソフトウェア開発はデータ分析できない ここではソフトウェア分析について考えていきます。…

五味弘
1か月前
4

メトリクスってなんなの?(ソフトウェア分析)

メトリクスってなんなの? メトリックス metrics の単数形であるメトリック metric の本来の…

五味弘
7日前

散布図はばらばら(ソフトウェア分析)

ソフトウェア開発の散布図はばらばら 最初の4コママンガ「散布図はぜんぜんばらばら」にあ…

五味弘
1か月前
1

信頼幅95%,気になる(ソフトウェア分析)

信頼幅の中に入っているか気になる マンガのように、散布図に信頼幅の線を描くことが多くあ…

五味弘
1か月前

データどれが本命?(ソフトウェア分析)

データの代表は平均値? 収集した多数のデータから代表値として1個だけ選ぶとき、どうすれば…

五味弘
1か月前

生産性は性癖が出る?(ソフトウェア分析)

ソフトウェア開発の生産性はばらばら ソフトウェア開発の生産性、ここではソフトウェアの規模をコード行数として、コストとしては工数(いわゆる人月)を考えたときの比率(コード行数/工数)とします。 この生産性は、ソフトウェア開発プロジェクトで大きく異なります。てんでばらばらです。同じソフトウェアを作っているとは思えないほど違います。まるで中華料理と住宅建設の生産性の違いくらい「桁違い」です。 なぜこんなにも差が出るのでしょうか。 ソフトウェア開発の手法はばらばら ソフトウェ

バグを愛したソース(ソフトウェア分析)

バグゼロの悪夢 「プログラムにバグはつきもの」「バグゼロは果たせない約束」というのがプ…

五味弘
1か月前

改修・保守が好き過ぎる(ソフトウェア分析)

新規開発は少なく、改修・保守開発は多い ソフトウェア開発は新規開発が少なく、既存のソフ…

五味弘
1か月前
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規模はアンバランスでアンビバレント(ソフトウェア分析)

ソフトウェアの規模は桁違い ソフトウェアの規模、例えば、プログラムのソースコード行数(SL…

五味弘
1か月前

ソフトウェア開発の期間は長くて短くて長い(ソフトウェア分析)

今は昔、開発期間は長かった 今は昔、ソフトウェア開発の期間は、年単位で見積もっていまし…

五味弘
1か月前
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ウォーターフォールって強い?(ソフトウェア分析)

ウォーターフォールのデータ多すぎ IPAのソフトウェア開発分析データ集やその前身のソフトウ…

五味弘
1か月前

ここはツールでしょ(ソフトウェア分析)

ツール使ってる? ソフトウェア開発をするときに、ツールを使っているでしょうか。まさかま…

五味弘
1か月前
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辛口レビューは正義(ソフトウェア分析)

レビューとは? レビュー、それはエンジニアに課せられた最初のフロンティア。そこにはエンジニアの想像を絶する新しい仕様変更、新しいバグが待ち受けているに違いない。 このようにレビューは新しい事実を見つけることです。つまり間違いだけを見つけることだけでなく、当たり前のものも含んで事実確認をするものであり、そこには新しい、想像を絶する事実も見つかることでしょう。 レビューはプログラムを動かすことなく実施する静的テストであり、プログラムを動かす動的テストと比較して、レビューア