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コロナワクチンが危険な理由

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コロナワクチンが危険な理由
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#ワクチン

【前編】 新型コロナ人工ウイルス論: 新型コロナは本当に変異率が高いウイルスなのか?

武漢株を発端としたコロナウイルス騒動では、その後アルファ株に始まりオミクロン株に至るまで変異株が次々と現れ続けました。また、高病原性鳥インフルエンザやインフルエンザワクチンについても耳にする機会が増えています。では、そもそもこれらのウイルスはどこから来たのでしょうか? そして新型コロナ変異株はそれぞれ一体どこから来たのでしょうか? この疑問は古くて新しい課題なのです。 2021年12月27日のブログ記事で私は初めて新型コロナウイルスの不自然さに関して触れ、オミクロン株は人工

【勉強会 第3回】 「RNAがん製剤の闇」

mRNAワクチン中止を求める国民連合の主催による3回に渡るオンライン勉強会を開かせていただきました。第3回は7月7に開かれた「RNAがん製剤の闇」です。私のミニレクチャーの後、参加者の方々からの質問に対して答えるという形の進行になりました。 リンク先のX (Twitter) 上で第3回勉強会のアーカイブが公開されています。司会、及び字幕付き動画を作成してくださったハマサキ様に感謝致します。⬇︎ コロナワクチンは人々に甚大な薬害をもたらし、事実上大失敗に終わりました。しかし

【勉強会 第2回】 「コロナワクチンのDNA汚染」

mRNAワクチン中止を求める国民連合の主催による3回に渡るオンライン勉強会を開かせていただきました。第2回は6月30に開かれた「レプリコンワクチン徹底解説」です。私のミニレクチャーの後、参加者の方々からの質問に対して答えるという形の進行になりました。 リンク先のX(Twitter)上で第2回勉強会のアーカイブが公開されています。司会、及び字幕付き動画を作成してくださったハマサキ様に感謝致します。⬇︎ コロナワクチンのDNA汚染問題はアメリカのゲノム解析専門家のKevin

【後編】 レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由

後編はレプリコンワクチンが危険な理由についてのまとめになります。 エクソソームと細胞間輸送 図1は私が描いたものです。もし本当にレプリコンワクチンが同一細胞内だけに留まるのであれば問題は限定的でしょう。しかし実際には細胞間輸送の機序を考慮する必要があるのです。 細胞外小胞 (extracellular vesicle, EV) とは細胞間のコミュニケーションを媒介する小胞です。そして細胞外小胞の代表的なものがエクソソーム (直径約40~100 nm) です。また、エクソ

【中編】 レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由

前編に引き続きレプリコンワクチンが危険な理由についてお話ししていこうと思います。 レプリコンワクチン 図1は私が描いたものです。自己増殖型mRNAワクチンであるレプリコンワクチンは、抗原遺伝子に加えてRNA複製酵素を持っています。明治製菓ファルマ社のレプリコンワクチン「コスタイベ筋注用」に使われているのはアルファウイルス属のベネズエラウマ脳炎ウイルスのゲノムです。元のウイルスゲノムにはRNA依存性RNAレプリカーゼとウイルスの殻の遺伝子が含まれますが、その殻の部分を抗原遺

【前編】 レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由

今までも何度か記事として触れてきましたが、これから3回に渡って自己増殖型mRNAワクチンであるレプリコンワクチンが危険な理由について改めて詳しく解説していきたいと思います。 レプリコンワクチンの治験はすでに日本のいくつもの都市でも行われており、このまま進めば2024年の秋から一般への接種が始まる恐れがあります。 コロナワクチンが危険な理由 さて、私がこの「コロナワクチンが危険な理由」のブログを始めたのは約3年前の事です。最初の記事を書いたのは2021年の6月8日でした。

【勉強会 第1回】 「レプリコンワクチン徹底解説」

mRNAワクチン中止を求める国民連合の主催による3回に渡るオンライン勉強会を開かせていただきました。テーマはそれぞれ第1回「レプリコンワクチン」、第2回「DNA汚染」、第3回「癌mRNA製剤」についてです。興味を持ってくださった人に直接お話しする事によって私自身も自分の知識を再整理でき、また一般の方々の疑問や興味がどこにあるのかを知りたいと思ったのも今回の開催の理由です。 第1回は6月23に開かれた「レプリコンワクチン徹底解説」です。私のミニレクチャーの後、参加者の方々から

【2】 掛谷英紀先生とのコロナ人工ウイルス説論文に関する共同研究が決裂した経緯について

今回の記事は結果的に大変長い内容になってしまいましたが、分割するよりも一つにまとめた方が読む方にとっても良いかと考えました。 私は掛谷先生がnoteのアカウントをお持ちと認識していた事もあり、note記事のコメント欄での返答をお願いさせていただきました。また実際Twitter(X)上では書き込みが分散しがちであり、情報を追うのが難しいという理由もありました。けれども、残念ながら質問に対する明確な返答を頂く事はできませんでした。 しかしながら、今回の記事では極力掛谷先生のポ

【1】 掛谷英紀先生とのコロナ人工ウイルス説論文に関する共同研究が決裂した経緯について

コロナ騒動初期の2020年1月、インド工科大学の研究者達が武漢型コロナウイルスの配列に奇妙な点がある事を発見し、プレプリントを投稿しました。確かに大変興味深い内容で、当時それを読んだ私も新型コロナが人工ウイルスである事を疑い始めました。 その後自分自身でも改めて解析を行い、私が新型コロナが人工ウイルスであるという根拠を得たのは2021年の11月頃です。その解析を元に2021年12月26日にnoteの記事を書きました。 この記事を見た筑波大学の掛谷英紀先生が2022年1月1

一本鎖DNA汚染が危険な理由

「コロナワクチンの汚染DNA量は欧州医薬品庁 (EMA) 基準値の500倍だった」の記事を書いた後、Kevin McKernan先生とメールでコロナワクチンへの一本鎖DNA (ssDNA) 汚染とその危険性について短く議論しました。その後McKernan先生も新しいブログポストで一本鎖DNA汚染について触れられました。 さて、汚染DNA内の一本鎖DNAに私がこれまで触れてこなかったのは、専門性が高く一般向けには難しすぎるという理由からです。私の本来の狭義の専門分野は抗体遺伝

コロナワクチンの汚染DNA量は欧州医薬品庁 (EMA) 基準値の500倍だった: methods and protocolsに掲載された論文から

コロナワクチンの汚染DNAについての研究が査読済み論文として発表されました。最終著者のJürgen O. Kirchner博士は2023年9月18日、ドイツ連邦議会の請願委員会でDNA汚染を公表しました。そして私も当時Kirchner博士のDNA汚染の報告をnote記事で紹介させていただきました。 このたび彼の実験結果が論文として発表され、実験の詳細についても公開されました。 今回解析されたのはファイザーコロナワクチンの7つのバイアルです。そのうち4つは期限切れのもので、

レプリコンは細胞外小胞を介して細胞間感染し、増殖できる: virusesに掲載された論文から

日本人を対象とした新型コロナワクチンとして、今年の秋から日本国内での接種開始が予定されているレプリコンワクチン (自己増殖型mRNAワクチン、self-amplifying RNA vaccine) とは自己増殖型mRNAワクチンの事であり、抗原遺伝子に加えてRNA複製遺伝子を持った遺伝子製剤です。レプリコンワクチンのゲノムは元のRNAウイルスから、細胞の受容体に結合するタンパクを取り除き、ワクチンの抗原タンパクに置き換えたもので、いわば殻のないウイルスのような構造になってい

汗腺のスパイクタンパクとmRNAワクチン後皮膚疾患: J Dermatologyに掲載された論文から

汗腺は皮膚にある汗を分泌する腺であり、汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。アポクリン腺は毛穴に開口部があり、アポクリン腺から出る汗は脂質やタンパク質などを多く含んでいます。霊長類も含めてほとんどの哺乳類は基本的に全身が体毛で覆われており、アポクリン腺はその体毛に付随しています。一方、ヒトではエクリン腺は全身の皮膚に分布します。エクリン腺の働きは汗を気化させて、体温を下げる事です。エクリン腺が発達しているのは哺乳類の中でも人間の持つ際立った特徴です。 図1は私

心と体と免疫の接点: 副腎の話

コロナ騒動とストレス コロナ騒動が始まって以来、人々は過剰な感染防止対策、感染への不安、ソーシャルディスタンス、マスク、そしてワクチンといった数多くのストレスにさらされてきました。ましてやコロナワクチンの危険性を理解している人々にとってはこの騒動は精神的にも凄まじいストレスをもたらした事でしょう。マスクやワクチン強要への抵抗感、人々の無理解による孤独感、助けようと手を差し伸べた人々から拒絶される無力感。また、コロナ騒動の中で経済的な理由、心理的な理由による自殺も増えています