「慣れ」たら「成れ」るから。20240710

「慣れる」ことができる、というのが
人間のすごい能力だと思う。

慣れる。
どんなにきつい練習も、
どんな早起きも、

だいたい3週間続けたら
「慣れる」。

個人的に
「慣れ」たら「成れる」と思っている。

だからこそ、
それが当たり前の環境に身を置いたほうが良い。
判断の余地がないぐらい、当たり前の環境に
身を投じたほうが良い。

1回の練習で20km漕ぐのが当たり前のチームに入れば、
20kmが普通になり、
15kmがラク、24kmがきついトレーニングになる。

逆に、1回の練習で15km漕ぐのが当たり前のチームに入れば、
15kmが普通になり、
12kmがラク、20kmがきついトレーニングになる。

どちらが、より成長できるか。
言わなくても分かる。

だけど、選手として努力量は変わっていない。
頑張っている感覚も同じ。
「いつも通り」だから。

違うのは、
どういうチームに入ったか、
どういう習慣が当たり前のチームを選んだか、
だけ。

習慣を作ることが一番きつくて、
習慣ができ始めるまでの3週間ぐらいが一番きつくて、
それさえ乗り越えられれば、

1日15kmも18kmも24kmも、
全部同じ精神的負荷になる。

「俺って頑張ってる!」って感覚も、
周りがみんな24km漕いでいたら感じなくなるし、
周りが12kmしか漕がないなら感じるだろうし、
全部、周り次第。

速いか遅いか、
自分が頑張っているか頑張っていないかでさえも、
周りとの比較にどうしてもなってしまうから。

だからこそ、
環境を選ぼう。

そして、
環境を作ろう。

本当にきついのは、
慣れるまでの3週間だから。

練習は永遠にきついが、
3週間後に慣れるから。

「やるか、やらないか」じゃない。
「やるか、やるか。」


ここから先は、
一橋大学がエイトで決勝に行けるようになったときの
転換点の話です。(↓めっちゃ良い話)


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647字

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