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子供たちが学校に通い始めました・・・イギリス・フランス5年間の赴任生活(番外編2)

以前のシリーズで日本帰国後の出来事について書き忘れたことがあるので、改めていくつか書きます。

帰国後 子供たちは日本の学校に転入し、日本での学校生活を始めました。
地方都市の公立の小学校・中学校なので海外からの帰国子女はめずらしいらしく、クラスでそのように紹介され、さらには体育館での全校集会の時にも壇上に上がらされて、海外からの転校生ということを全校生徒に紹介されたようで、それがとってもイヤ とのことでした。
みんなから特別な目で見られることが、子供にとってはかなりストレスになっているようです。

トモが学校での図工の時間にこんなことがあったと涙ぐんで話してくれました。
仲良くなった友達の絵がとっても素敵で、すぅーと引いた線が味わいがあったので、褒めるつもりで「とてもSimpleな線だね」と言ったところ、友達はそれを“単純でいい加減な線”という意味に受け取ってしまい 不機嫌になっちゃったとのこと。
日本に帰ってきてせっかく仲良くなった友達を失ってしまうのかなぁと悲しんでいました。
大丈夫だよと慰めます。なんとか日本の学校生活に慣れてくれると良いのですが。

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