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フランス転勤(引っ越し作業)・・・イギリス・フランス5年間の赴任生活<第42話>

引越し先のアパートも決まり、子供たちの学校も手配できたので、いよいよフランスへの引越しの手配をします。

引越し作業

家電製品は中古業者に売却したり、会社の人に譲ったりしました。イギリスとフランスでは同じ220Vですが、コンセントの形状が異なるので使えません。

妻が使っていた車は、この車を購入したロンドンの日系デーラーに売却しました。2年半お世話になりました。また どこかの日本人赴任者が使ってくれることでしょう。

家具・衣類・食器・日用品は運送しなければいけませんが、イギリスからフランスへの国際間引越しなんてよくわからないので、ヨーロッパでも事業を展開している日本の大手の引越し業者に依頼しました。

やってきた引越しスタッフは日本人マネージャーと数名のイギリス人のおじさん(若い人はいません)。日本人マネージャーと日本語で話ができるので、コミュニケーションには不便はありません。
ただし、マネージャーは指示をするだけで、荷造り作業はイギリス人のおじさん達が行います。おじさん達はずーとおしゃべりしながらマイペースで梱包作業を行っており、決して日本のようにてきぱきとではなく、1日では終わりません。まあ、お任せするしかありません。

出発日 荷物をすべてトラックに積み込んだ後、お世話なった家の中の掃除(ほうきでの掃き掃除と雑巾での拭き上げ)を行いました。
この家に来た時は、(イギリスは家の中でも土足で生活するためでしょうか)部屋中が砂でざらざらでしたが、やっぱり日本人としてはきれいにしておきたいですよね。

退出手続きを済ませ、家族と一緒に2年半を過ごした家に別れを告げます。
家族は当初 右も左もわからず、この家でイギリスの生活を始めました。とても名残り惜しいですが、新天地への出発です。

さあマルセイユへ

家族をつれて、ロンドンの空港からマルセイユへと向かいました。
荷物が到着するまでの間は、Aixのホテルに宿泊しながら、アパートの荷物受け入れの準備を行います。

予定通りに荷物が到着し、一安心。
調べてみると家具の足がちょっと割れている個所ありました。(やっぱりあのおじさん達の作業はちょっと雑ね) クレーム書類で手続き申請。
でも、海外での引越し“あるある”でよく聞くような、荷物が届かないとか紛失したとかの重大なものはなかったので、まあ良しとしましょう。

これで、なんとかフランスの生活を始められそう。

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