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メルカリを退職します(した)

2020年4月30日をもって、1年10ヶ月間お世話になった株式会社メルカリを退職します。本日4/22が最終出社日でした。いや、すでにメルカリは全社WFH体制(Work From Home / 在宅勤務)でしたので、正しくは4/22が最終在宅勤務日。withコロナならではのこの退職スタイル、これからのスタンダードになると思いますので、先んじて体験ができました(と強がってみたけど、在宅が解除されたらみんなでわいわい記念写真を撮りたい)。

どんな仕事をしていたの?

カスタマーサービスグループという組織で、チームを創ったり、KPIを設計したり、プロセスを効率化したり、リーダーを育成したりしていました。主に課題解決。そしてその時々で立ち位置は違えど、常にお客さまとの貴重な接点の場にいることができ、毎日変化と気づきと学びのあるとても刺激的な環境でした。

メルカリでの得た学び

今日の朝からメルカリでの学びを改めて振り返りました。すると「そこ強みだよね」とお褒めを頂く要素、即ちメルカリでの学びによって自分は成長できたんだなとつくづく思います。マインドマップでまとめるとこんなイメージ。特に顧客経験(Customer Experience)という思考はメルカリで学びました。もちろんビッグデータやKPIを軸にPDCAを回すデータドリブンな会社なのですが、一方では近視眼的に、定性的なデータから真因を特定するという2軸のアプローチを常に行っていて、本当に学びになりました。

メルカリで学んだこと

メルカリでの成功体験

いくつかありますが、目に見えるものとして頂いたこととしては福岡拠点MVPでしょうか。嬉しくてこのMVP袋、今も大切に自宅で保管しています。

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最終オンラインMTGでのサプライズ

17:30から福岡拠点のマネジメントが集まるオンラインMTGが僕の最後の時間でした。いつも通り濃密なディスカッションを聴きながら、少しずつ寂しさが込み上げてきていました。そして18時。気づいたら、その会議に出席する通常のメンバーだけではなくて、東京や仙台の仲間たちもオンラインMTGに入っていました。それだけでも込み上げて来る思いがあったんですが、更にオンライン寄せ書きサービス「YOSSETTI」を頂きました。なんと48名の方に書いて頂いて。そしてレポートラインの皆様からお言葉、拍手を頂きながら、これから僕が進む道に対してエールをくださいました。最後はみんなでチーズをしてスクショをパシャリ。涙を堪えるのが必死なオンライン送別会でしたよ(withコロナ時代ならではの体験かもしれないし、afterコロナでもこのソリューションは使えるかも)。

敢えて退職をアナウンスしなかったこともあり、オンライン送別会後も「3分前に知ったんですがしれっと辞めないでください苦笑」(原文そのまま)などのクレームやエモい15分の電話など、僕が思っていたより僕はお役に立てていたんだなと嬉しい気づきがたくさんでした。

(私にとって)メルカリを超える会社はない

僕のメルカリでのキャリアは奇跡の連続だったなと思います。そもそもCS経験がない、エンジニア素養もない、マネジメント経験がある程度の当時39歳のおっさん(メルカリの平均年齢から10歳程度上)を採用したこと、そんな僕に重要なアサインを頂いたこと、一定の成果を挙げることができたこと、大学院で学ぶことができる環境を与えてくださったこと、そして多くの仲間に恵まれ助けて頂いたこと。本当に感謝の毎日でした。

...と、僕にとって、メルカリ以上の職務経験ができる企業はないと思います。エキサイティングで、優秀なメンバーとものすごいスピードで結果を出し、自身の成長とチームの成長、サービスの成長を感じることができ、お客さまも近い。僕にとっては理想的な会社でしたし、これ以上の会社はないと断言します(なので仮に転職するとしても、別の会社に再就職は考えていませんでしたよ)。

これから

メルカリで学んだことを、私の事業領域において役立てていく。他にもメルカリを"卒業"された方が多方面でご活躍されていますが、今後はメルカリのアルムナイとして、世の中に貢献していきたいと思います。私の1年10ヶ月は愛する仲間と共に成長ができた、夢のような毎日でした。ありがとうございました!

P.S.福岡の仲間が僕をイメージして絵を描いてくださいました。うれしすぎる!!(なぜ監視のJUMBOかはここでは触れませんw)。

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