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役に立ったZOOM会議に出るための本

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の研究をしてます。

矢野香『オンラインでの「伝え方」 ココが違います!』

が、ふつうに役に立っているので、ご紹介です。
「オンライン会議におけるマナーの本」なんて、時世への便乗、人々をウンザリさせる無用なものの代名詞だと思っていました。この本は、だまされたと思って買ったんですけど(本当は目次をパラ見して買った)、読んでから数ヵ月たって、ふと振り返っていると、役に立っているなと。

ぼくはいま、仕事ではZOOMは使っていませんが(なぜなら、仕事をしていないから)大学院の授業に出るときも、役に立っています。

画面を「鏡」がわりにして髪型を直すな。カメラの側に笑顔の写真(動物やキャラでも可)を貼って視線を自然にしろ。コケシの構図(頭と首だけ)で映るとみっともないぞ、胸部を含めて台形の構図をつくれ。
そのへんって、言われないと分からないんですよねー。

オンライン会議だと、基本的に、すべての発言が割り込みです。
オフならば、「ああ、あのひと、喋りたそうにしている。喋りそうだ。かれに発言権が移ったぞ。視線が集まった、よし話す」という暗黙のルールがあったんですが、それがご破算になる。
だったら、どのように発言の順番を獲得すればいいか?とか。

どうやってしゃべれば、内容が伝わるか。相手にストレスを与えにくいか。などの具体的なアドバイスがあるので、嬉しいです。
いわゆるマナー本ではないので、その点がとてもよかったです。

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