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文学部の出身でも、経理(簿記、会計・税務)ができる理由

佐藤です。ぼくは文学部出身で、文学の大学院に通い、三国志の研究をしている「ごりごりの文系」なんですけど、「本職」は経理です。会計・税務などをやってます。

会計は数字(理系)の世界なのに、文学部に務まるのか??という疑問が付きまとうのですが、不安を払拭してくれた「先輩」がいます。

大学の先輩であるだけでなく、学部・研究室(専攻)も同じ。年齢が離れているので、在籍期間がすれ違っているのですが、かってに尊敬をしています。大阪大学 文学部 人文学科 日本史学専攻。

さおだけ

『さおだけ屋』の山田真哉先生です。先生のyoutubeより転載。
ぼくの大学入学が2001年。先生の大学卒業がおそらく1999年。2年~3年の間隔ですれ違ってます。

ぼくが「新社会人」だったころ、『さおだけ屋』が流行してました。会計学の本。ぼくは1年で営業職を挫折し、社内異動をさせてもらい、仕方なく経理でもやるか……、と気乗りしなかったとき、『さおだけ屋』を読みました。山田先生曰く、

会計は「数字」の世界かと思いきや、半分は日本語の文章でできている。だから、文学部出身でも、専門家になれる!!

だったら、ぼくにもできるじゃん!!と思いました(単純)。

経理(簿記)の基礎は、「仕訳(しわけ)」という作業です。お金が出入りしたとき、理由や用途に基づいて記録します。
「現金100円/売上高100円」
100円というのは数字だが、「現金」も「売上高」も日本語の言葉ですよね。だから文学部でもできる!!

山田先生の場合、いかにも勉強好きな文学部が行きそうな会社(予備校)を1年で挫折し、一念発起して会計を学ばれた。会計を題材にした小説を書いて売ったりと、オタクの側面がある。
1億円の本の印税があり、半分の5000万円をFX(金融のトレード)で失ったという経歴もあります。めっちゃ共感してます。※もう半分の5000万円は税金で支払ったので印税は消えたそうです。

職業選びは、何とでもなる。詭弁でもいいから、共通点のある成功者を見つけると、やる気が出る(かも知れない)という話でした。

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