男だって泣いたらいいさ
ついにこの日が来てしまいました。
妻が里帰り出産のために、妻の実家がある福井へと送っていきました。
僕が親から離れたかった時に出会い、事情を理解してくれて
付き合ってからすぐに妻のアパートに半同棲させてくれたこと
が僕の心の救いでもありました。
そんな理解のある妻と離れるのはなんか寂しいです。
自分にとっての「仲間」が一人減った感覚になり、帰りの道中
涙が溢れてきました。
涙が溢れてきた時に思い出す言葉がある。
「男だから、泣くんじゃない!!」
これは、父からよく言われていた言葉だ。私は末っ子で甘えん坊だったから、兄弟でも泣いていたほうだと思う。
父から言われていたけど、常に疑問に思っていた。
「なんで、男だから泣いちゃいけないのか?」
男だって人間である。涙は人間の生理現象の1つであるじゃないか。
泣くなと言われたって、悲しかったり、つらかったりしたら自然と出てしまうものです。
だから僕は、涙を流すことを許している。「映画での感動するセリフのシーン」、「仲良かった同僚の退職」、「小説で悲しい場面」で自然に涙が出てきてしまう。
まだまだ、「男だから〇〇」という世間の呪いはたくさんあります。
それを順番に解いていくことが、楽に生きていくために必要かもしれない。
自分では気がついていないけど、「男だから〇〇」という呪いで苦しんでいる男性は結構いると思います。
少しずつではありますが、ジェンダー平等という声も広がりつつある。
そんな流れにのって、私も「男だから〇〇」という呪いを順番に解いていきたいです。
まずは、弱さを見せられる男になっていきたい。男は競争心が強いが、私にとってはくるしいもの。そういうものに気がついて少しずつ手放していきたいと思います。
男だって泣いたっていいんだ!!