見出し画像

引きこもりだった11年間の出来事(後編)

おはようございます。ヒロです。

前編を書いてから少し期間が空いてしまいましたが、僕が統合失調症で引きこもりだった11年間の出来事の後編を今日は書こうと思います。

発症当初は陽性症状の妄想が激しくて精神科にすら通うことができなくて、毎回母親に薬だけ取りに行ってもらっていて、2ヶ月くらい経ったら病院からいい加減診察に来てください!って怒られて僕が行って、また翌月から母親に行ってもらって・・と、繰り返していました。

普通に通えるようになったキッカケってなんだったかな〜って思い返してみましたが、恐らく周りの視線すら全く興味がなくなったことで(前回書いたように部屋着の寝癖の状態で外に出ていた)出れたのかなと。
多分この頃に陽性症状から陰性症状に変わったんだと思います。

両親とは距離を置いていましたが、妹とは小さい頃からすごく仲が良くて趣味も合うし気も合うため、妹が実家に住んでいる間は僕のことも気にかけてくれてて僕が少し体調が良い日は妹の運転で、2人でカラオケとか食事に連れ出してくれたりもしていました。
それ以外はほぼ部屋に引きこもっているか、パチンコに行ってるだけでした。

引きこもりの中期〜後期にかけては希死念慮にも悩まされて、結構行動にも移してしまっていましたが、数年くらい後遺症にも悩まされてあまりにも辛くてそれ以降はしていません。
実際に寛解してから思ったのは、あの時失敗して良かったと心の底から思います。

明石家さんまさんの「生きてるだけで丸儲け」って言葉を今はとても共感できます。
本当に今病気で辛いかもしれないけど、ずっとトンネルの中に居ることってないと思うし、諦めないで生きてさえいれば必ず出口は見えてくるはずなので、諦めることだけはしないでほしいです。
それは僕の経験だけじゃなくて、過去に精神病をお持ちの方と関わってきてそう感じています。

出口が見えてくるまでは、この病気って一番睡眠が大切だと僕は思っているのでいっぱい脳を休めてください。
睡眠については僕も安定している今でも一番重要視していて、平日休日問わず必ず決まった時間に寝て決まった時間に起きるようにして、最低9時間は睡眠時間を確保しています。

精神病も人それぞれ症状も違って重さも違うので、つい周りの人が回復していくのを見て比べたり焦ったりしてしまいがちですが、自分のペースでゆっくり前に進むことが大切だと思います。
僕は回復するキッカケになったシクレストという薬に出会うまでは11年間かかったし、知り合いは20年かかって働けるくらいまで回復したよ!って人も居ました。

あとは、自己肯定感を上げるためにも、前回も書いた寝る前に自分を褒めることを是非やってみてください!
僕もnoteのつぶやきで毎日寝る前にやってみようかな!

生活が厳しいのであれば福祉関係の制度も使う権利は誰にだってあるので、どんどん活用してほしいなって思います。

また近い内にシクレストに出会ってからの回復期〜寛解までの記事も書こうと思っているのでその際は是非また読みにきていただけると嬉しいです♪

それでは、お盆休みに妹家族が甥っ子を連れて実家に遊びに来てくれるらしく、めちゃくちゃ楽しみなヒロでした。

また更新しまーす。

基本毎日更新で17年間の闘病のことや、4年で60キロのダイエットに成功した経験や、日常のことを書いていこうと思っているので、是非サポートお願いします♪