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「弁証法的行動療法⑧」、ベストは尽くしている、複雑性PTSD/ボーダーライン・パーソナリティー症

いくらベストを尽くしていても、
変わる必要が出てきます。

人生に行き詰った時、
同じ場所、同じ体験をしていては、足踏み状態です。

どうして問題が起こっているのかを理解し、
どうやって解決すればいいのかを考え行動します。

一人で出来ない場合は、相談したり治療を受けたりします。
眠れない時は睡眠薬を処方してもらい、
しばらくぐっすり眠ります。

眠ってない脳で考えても、何も解決できません。
人生に行き詰るとは重大な出来事です。

ボーダーライン・パーソナリティー症/複雑性PTSDなどで
苦しむ人の生物学的要因は、
「感情が生まれつき傷つきやすく激しいこと」にあります。

それに加えて「社会的・環境的要因」が関係します。

同じ病名でも、個人でまったく違ってきます。
とても孤独な病気です。

「感情の脆弱性」⇔「非承認的環境」

感情の調整不能(自分の感情にうまく対処できない)

「感情の脆弱性」の原因は、
⒈感情が敏感
⒉感情的に反応しやすい
⒊感情がもとに戻るのに時間がかかる。

少しでも辛さを減らす方法は、
「自分を、そして自分が経験することを受け入れる」
ということになります。

誰でも自分に障害があることなど認めたくはないと思います。
そして認めることが出来ないです。

しかし、人生に行き詰ったなら認めて生きるしか
道はないように思います。

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