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複雑性PTSDの患者から見た「コンパッション⑥・スージングシステム」

スージングとは「落ち着かせる・なだめる」という意味です。

このシステムは生存するためには不可欠なのだそうです。

たとえば、
・獰猛な肉食獣のライオンがお腹いっぱいになっ
 居眠りしている状態

「動因システム」のような、「飢えの為食料の確保」とは違うポジティブな感情だということです。

複雑性PTSDの患者の私には、この
「スージング・システム」はどこを探しても見つかりません。

そしてこの「スージング・システム」の役目は、

・ざわついた心を穏やかになだめる。
・思考を落ち着かせ、バランスのよい思考にする
・良い悪いではなく、開かれた思考で視野を広くする

そうすると「思いやり」の気持ちに近づいていく(そうです)

・下心のない優しさや、恩着せではない思いやりをもつことができ、他者からの思いやりのシグナルに敏感になるそうです。

「スージング・システム」が正常に働かない原因は、

・これもまた、思いやりの無い冷酷な環境で育ったこと。

・相手からの「思いやり」には「もらったら返しなさい」という「お札」がいつもついている。

・他人から「思いやり」を向けられると、ろくなことが無いと学習している。 

だいぶ話は変わりますが、

元義理親の、贈り物関係のやり取りは、
とにかく揉め事の火種になってましたね。

元姑は賞味期限の切れたものばかり私にくれました。
「いらん(-_-)」と思いながら、
最低3回は、お礼の言葉をいました。

全部元夫に、食べさせましたけどね( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

私の身内には、嫁ぎ先にお歳暮等を送ってくれる気の利いた人はいなかったので、ずいぶんと肩身の狭い思いをしました。

私からみて、元義理の妹にあたる、元夫の弟の、嫁の実家からは、フグ鍋のセットが二家族分、クール宅急便で 
「ドーン!」と届きました。

それが届くと、私は仕事中で忙しいのに急いでデパートに
お返しの品を買いに行きました。
そして、元夫がお礼の電話を掛ける決め事がありました。

元夫は、お礼の電話を掛けるのが大嫌いなので、
元夫と姑のバトルが始まります。

元夫は、「二家族分届くのが、うっとおしい。やめるように言え!!」
姑は、「そんなことええから、早く、お礼の電話をして!」

モメたおした後の「フグ鍋」の不味いこと。
毎年続くので、デジャブかよ(-_-)と心の中でツッコんでいました。

食事は何を食べるのでなく、誰と食べるかが大事なんだなぁーと、実感しました。

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