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ロンドンのクリスマス

1歳になったみらちゃんに会いにロンドンへ行ってきました。コロナもまるで一時的な悪い夢を見ていたかのように忘れ去られ、いつもの様に賑やかで華やかなクリスマス。今年はお肉屋さんにグースを頼んで初めて挑戦することに。デリカテッセンでグースオイルが売っているのは見たことがありますが、グースを家のオーブンで焼くのは初めて。チキンやターキーより高価なので失敗は許されないので緊張します。特に婿の期待度が高く、毎日何かというとグースと繰り返しのたまう。23日にグースを肉屋でピックアップしてその大きさに驚愕。家族でグースの準備に取りかかります。
まずグースのお肌に切れ目を入れ、レモンやオレンジの皮、Chinese Spice や塩、胡椒をゆっくりマッサージするように擦り込みます。レモンやオレンジを半分に切ったものはお腹の中に入れて冷蔵庫で寝かせ、スタッフィングを作ります。豚ミンチの中に卵、オニオン、ニンニク、ハーブ(タイムやパセリ)を入れてよく練ります。そしてお腹へ。最初は高温(250度)で1時間焼きます。グースから豪雨の様な油が。その後180度で約1時間から1時間半。
グレービーソースを作って皆で乾杯。その美味しさたるや、忘れることはできません。クリスピーでジューシー。一度食べたらチキンもターキーももういらない。みらちゃんはPitzhangerのお池のグースが大好きですが、大人たちはその濃厚なアロマに包まれたお肉に魅了されたクリスマスでした。

お肉屋さんが中身をきれいにしてくれました

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