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戸取大樹のインラインスケートの世界

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30年あまり続けているインラインスケートを通じて、挑戦すること、旅すること、感動すること、考えること、共有したいことを載せています。
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2020年5月の記事一覧

インラインスケートのスタート方法5つ

インラインスケートのスタート方法5つ

 インラインスピードスケートのスタートは3、4種類(細かく見るともっとたくさん)あって、しかも世界のトップレベルでも分かれています。なので「どれが一番速い」というわけではなく、それぞれの癖や体格、筋力に応じて自分に最適なスタートを見つけていきましょう!
 ではそれぞれの方法の特徴を見ていきましょう。

①クロスオーバー
 実はスケートは直線よりコーナーの方が加速できる(直線100mより、オーバル

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インラインスケートの選び方(スピード競技)③【メーカー(総合ブランド)】

インラインスケートの選び方(スピード競技)③【メーカー(総合ブランド)】

スピード競技向けのメーカーで、信頼できそうなメーカーを挙げていきます。()内は取り扱い範囲です。辛口の部分もありますが、ここにあげるメーカーはどれを選んでも”失敗のない”クオリティを維持していると考えてください。

【BONT】(総合ブランド)
 スケート靴から始まった老舗中の老舗です。現在はスケートに留まらずロードバイクシューズでも有名になっています。フレームからバッグまでスケートに関わる全てが

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インラインスケートの選び方(スピード競技)②【フレーム】

インラインスケートの選び方(スピード競技)②【フレーム】

今回はフレームの種類と注意点です。

⑴【マウント距離】
 フレームを靴に取り付ける部分をマウントと呼んでいます。前後2箇所(メーカーにより3箇所の場合あり)をネジで固定します。一般的なスピード靴には、前ネジと後ネジの距離が165mmと195mmの2種類あり、現在の主流は195mmです。ただし、子ども用や小柄な女性向けには165mmのものも残っています。気をつけたいのは自分の靴がどちらの距離のもの

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インラインスケートの選び方(スピード競技)①

インラインスケートの選び方(スピード競技)①

 インラインスケートの経験がある人もない人も、スピード用の道具を買おうと思ったら情報があまりなくて、どうしたものか???という声を聞きます。今の流行りや市場を見ながら、僕のインプレッションを交えて解説していきます。既知のことは適宜飛ばしてお読みください。最初に大きなトピックを、後半でどうやって選ぶかを検討します。

【タイヤ径 110mmと125mm】
 子供や小柄な女性向けを除けば、タイヤ径は1

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