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9月議会の一般質問の報告(その3)。「新一般廃棄物最終処分場建設候補予定地の選定」について。
名取市議会議員のさいひろみです。
9月定例議会の一般質問の報告その3は、名取市の懸案になっている最終処分場問題です。
◇ 質問と答弁(概要)
Q:本市が提案した建設候補予定地について、亘理名取共立衛生処理組合で不適との判断が示された後、現在までの進捗と課題を伺う。
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A(市長):これまでに各公民館で最終処分場の必要性の理解のため「勉強会」を実施。課題は、整備負担を少なくなるような場所の選定。
A(市長):現在の取組として、一般廃棄物最終処分場の必要性をご理解いただくことが必要と捉え、「名取のごみを考える勉強会」を8月に各公民館で実施した。
しかし、新たな候補予定地選定に係る具体的な手法など、詳細はまだ決定していない。
一般廃棄物最終処分場の必要性を理解していただき、地域住民の合意を得ることと、施設整備の負担ができる限り少額となる場所を選定することが課題である。
Q:本市内に建設することは、今後の住宅増等に伴う土地利用の観点から、極めて難しいと考える。本市以外の1市2町に選定を依頼すべきではないか。
A(市長):本市市域での選定に努力したい。
A(市長):2市2町でごみ処理を行っているが、1自治体に負担を集中させず、交代で負担をしていくという考えの基で進めてきており、次の新一般廃棄物最終処分場用地は名取市において選定を行うことになっている。。
これまでも議員協議会等で説明してきたが、まずは名取市域での候補予定地の選定に向け努力したい。
◇ まとめ
9月定例議会では、他の議員からも最終処分場問題の質問が出ました。
全体を通してみると、当面、動きがなさそうな感触です。
ずっと感じているのは、広域行政になっているがための問題解決が難しくなっていることです。調べてみると、似たような事例は全国的にもあるようです。
この件については、名取市以外の岩沼市、亘理町、山元町にも探りを入れてみようかな。
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