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2023年6月定例議会の一般質問の報告(その3)。「(仮称)なとり児童発達支援センターの開設準備状況と機能強化」について
名取市議会議員のさいひろみです。
一般質問の報告(その3)は、若竹園を機能強化して改築する(仮称)なとり児童発達支援センターを取り上げました。
この間、認定NPO法人フローレンス仙台支社を訪問し、センターに盛り込んでほしい事業があったので、提案となりました。
◇ 質問と答弁(概要)
Q:センターの準備状況について伺う。
A(市長):8月から建設工事に着工、令和6年4月に開所予定である。
新たにセンターを建設すべく、増田一丁目を事業予定地として公募により決定した本事業を運営する法人から、昨年、国に対し社会福祉施設等施設整備費補助事業の申請を行った。
今週(=6月第3週)、国庫補助内示があったので、8月に建設工事を着工し、令和6年4月に開所予定である。
Q:機能強化のため、保育ソーシャルワーカーを配置し、保育現場と家庭支援を切れ目なくつなぎ、障がい児などを持つ家庭が、安心した生活を送れるように支援すべきではないか。
A(市長):配置する保育の専門職等と家族の信頼関係を築き、家族が安心して生活を送れるよう丁寧に支援していく。
現在の若竹園では、障害のある子どもへの支援と同様に、障害のある子どもを育てる家族への支援も重要と考え、園内での生活に限らず、日常生活全般の相談を受けるなどの対応をしている。
(仮称)なとり児童発達支援センターでも、児童指導員や保育士等の保育の専門職を配置し、事業を展開する予定である。
また、新たに障害児相談支援事業、保育所等訪問支援事業を行い、機能を充実させる。
質問のあった保育ソーシャルワーカーに限定せず、配置する保育の専門職等と家族の信頼関係を築き、家族が安心して生活を送れるよう丁寧に支援していく。
Q:障がい児などを持つ保護者は、多くの悩みや不安を抱えている。児童や保護者の年齢及び障害の内容によって分けられた保護者同士の語り場を定期的に開催し、悩みや不安を解消できるようにすべき。
A(市長):今後、運営する法人と調整したい。
質問のあった「保護者同士の語りの場」は、運営する法人から、保護者の休息や悩みを相談するレスパイ卜の場を設置し、支援したいとの提案をいただいている。
保護者同士の交流を通じて、悩みや不安を解消できる場の在り方などは、今後、運営する法人と調整する。
◇ まとめ
質問の直前で、国からの補助が決まり、建設工事への見通しが立ちました。最新の話題となりました。
機能の充実も、おおむね取り組んでいただけそうです。こちらの求めは理解してもらえたと考えています。
一般質問の最後にひとこと、保護者の方のツイートを紹介しました。
健常児の「普通」は障害児にとって「特別」で、親が色んなところにかけあってお願いして頭下げて、やっと手に入る状況・・・っていうのが、悔しい。
障害のある子どもには、選ぶ権利はないのかな。
非常に刺さりましたし、保護者の声には十二分に耳を傾けて欲しいと言うことで紹介しました。
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