中学受験国語「プラトン」
「できるものは、人を傷つけない」というお話。プラトンは、ギリシャ時代ので有名な哲学者。師匠のソクラテスは書物を書いていないので、プラトンが、師匠の弁論を書き残した貴重な教えだ。
今回の単文は、ソクラテスに対してゴルギアスという人が言った言葉です。弁論によって相手を論破し、敵を作ってばかりいたソクラテスは、権力者により毒盃を与えられ亡くなりました。
ゴルギアスはそれを予感して、このようなことを言ったのだと、考えずにはいられません。
ウクライナ戦争もそうです。アメリカが2016年に起きると予想している台湾有事も他人事ではありません。アメリカのシュミレーションでは、自衛隊も横須賀などの第七艦隊の拠点である基地も、大打撃を受けると予想されています。
未来を担う子供たちに、ぜひ読んでいただきたい。
<題を先に読み、内容の背景を予想する>
<初めの段落の最初と最後を読む>
弁論術には注意がが必要だという、話題と結論をおさえる。
<設問を先に読む>
本文を読む前に、何に答えれば良いのかを確認する
<設問>
問1 ㋐の読みがなを書きなさい
問2 ㋑どんな注意が必要なのですか。
問3 ㋒どんな闘技が例として書かれているか。
問4 ㋓のようになっても、見さかいなく使うものではないのは、どうしてだと思いますか。
<本文>
ただし、㋐弁論術を じっさいに使うにあたっては、、人と競いあうために習う他のすべての技術のばあいと同じ㋑注意を必要とする。つまり、ほかの㋒闘技とても、相手のみさかいなしに、これを使ってよいというものではない。
たとえ拳闘やパンクラティオンや、㋓物具とり鎧って戦う術などを習って、敵味方のだれよりも腕がたつようになったとしてもだ。
<解答>
問1 ㋐の読みがなを書きなさい
べんろんじゅつ(ディベートのテクニックのこと)
問2 ㋑どんな注意が必要なのですか。
相手のみさかいなしに、使ってはいけない。
問3 ㋒どんな闘技が例として書かれているか。
拳闘
パンクラティオン
物具とり鎧って戦う術
問4 ㋓のようになっても、みさかいなく使うものではないのは、どうしてですか。
<例>
必要以上に、相手、自分、自分が、傷ついてしまうから。
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