仙台89ers:2021-22シーズン 第27節(3/23 Away Game vs青森 at マエダアリーナ(新青森総合運動公園))雑感(バスケットLive観戦)
今節のプレビューはこちら。
◯試合前トピック
・Bリーグマスコットオブザイヤー2021-22
さて今季も始まりましたこの企画。
サッカーJリーグでは先駆的に行われてきておりまして、シーズン開幕を盛り上げるべく行われていた企画ですが、こちらBリーグではポストシーズン突入に向けてシーズン最終盤での盛り上がりを促す企画になりましょうか。今季からはB3リーグのマスコットたちも加わります。
公式でもティナをトップ10入りさせようと気合が入っているようですので、89ersファン、ブースターの皆さんもティナにポチポチいたしましょう!
ちなみに写真フォルダーにあったいろんなクラブのマスコット。
Away Gameもそんなに足を運んでるわけでもないですが、行ったところだとボンズくんとかサンダくんとか意外と撮ってなかった。いつかシカッチェには会ってみたいですねw
(´-`).。oO(そういえばBリーグにはNPBのつば九郎、Jリーグのベガッ太さんのような傍若無人系っていませんよね・・・)
◯Game(3/23 19:00 TO)青森76仙台101
スターターはこちら。
すこしいじってきましたね。コンディションが戻ってきたオリバーを戻すのと、片岡のところに寒竹を起用。このGameもアウトサイドから主導権を握る算段でしょうか。
青森もちょっと動かしてきて、スターターはディクソンでなくカリノを選択。どういう意図かはわかりませんが、カリノの調子がよかったのか、WeekDayということでディクソンを少し休ませたかったのか。
Gameこのところディフェンスでその力を遺憾なく発揮していた田中の久々の3Pスナイプからスタート。調子が戻ってくれると嬉しい。その後も久々スターターのオリバーのペネトレイトや前節少し精度を欠いていた神里の3Pなどがぽんぽんと飛び出してリードを作りにかかります。
一方の青森は、駒沢を起点にジャクソン、カリノを軸に内外と攻めてくるのですが、そこはインサイドは仙台に分があるのは百も承知と3P主体の組み立て。スターター起用のカリノがこのQだけで2本の3Pを沈め、起用に応えます。またカリノ以外にも駒沢や野里なども3Pがまたよく決まるのもあって、仙台は8点ぐらいのリードをとってもそこから突き放せずにじわじわと青森に詰められる展開となり、1Qは5点リードで終了。
2Qは互いに3Pやインサイドを攻めて得たFTなどで点を重ねていきますが、インサイドで仙台が強みを見せると、このGameの青森は本当に3Pの精度がよく、ディクソンの連続3Pや下山の3Pなどで仙台のランを許しません。仙台としてはちょっと青森のアウトサイドへのケアが少し緩いかな・・・。
仙台はペイント内やFTなどで得点を積み上げる一方、青森ほどではないですが3Pは前節Game2に比べると精度は戻って、いいタイミングで決まり、10点差に広げると、またもや青森の3Pで追いすがられますが、2Q終了間際に岡田の3Pで10点差としてそのまま前半終了。前節Game2では3Pが0/6だった岡田ですが、今Gameではタッチも戻っているようです。
後半に入るとインサイドワークからの連続得点で15点差までにリードを拡大したのですが、仙台が攻守に少し緩みを見せてしまいます。青森はこの日好調の3Pや駒沢の正確なシュート、ディクソンのインサイドなどで食い下がり、またトランジションの速さで仙台のすきを突くなどして得点差を詰めてきます。野里が速い展開から3Pを連続で決めて一気に7点差に詰め寄るとその後はお互いに点を重ねるも7点差のまま3Qは終了。
突き放していきたかった仙台は細かなミスや青森の切り替えの速さに少し後手を踏んだような形になり少し嫌な感じを残します。
4Qに入ると少しオープンな形でのシュートの打ち合いの様相となりますが、そうなってくるとインサイドに強みを持つ仙台のほうが内外バランスよく得点を重ねじわじわ点差を広げだすと気づけばOTOの時点では得点差は17点差に。
OTO後はこれまでいつもよりもやや緩く感じていたディフェンスがいつものインテンシティを取り戻し、ディクソンに3Pを1本許した以外はもはや青森に得点を許さず、インサイドや3Pなどでさらに点を重ねると最終的な得点は101点と久々の100点超えとしてGameはクローズ。終わってみれば25点差をつける快勝となりました。
気になった選手:澤邊
けがから復帰してのち、そのブランクを感じさせない活躍ぶり。今Gameは自ら得点を狙うというよりもゲームメイクの面で大きく貢献、アシストをオリバーとともに8本決めてくれました。また終盤追いすがる青森にとどめを刺す連続3Pを決め切ったのもさすがでした。
◯最後に
双方よく3Pが決まっていた印象の今Gameでしたが、青森が14/31で45.2%、仙台が11/23の47.8%とそれぞれ高確率。しかし2P成功率が青森46.2%に対して仙台がなんと75.8%、リバウンド本数が青森22本に対し仙台33本、ペイント内ポイントが青森18に対し仙台50と完全にインサイドを制圧した結果が最終的な得点差となりました。駒沢の高い技術や稼働できる外国籍選手のディクソンやジャクソン、カリノが踏ん張ってはいるものの、やはりリチャーズが戦えない状態であるのが青森的には戦力的につらそうです。
一方仙台は週末の疲れが残っていたのか、特にディフェンスのインテンシティがあまり上がってこず、青森が外から積極的に狙ってくるところをケアしきれずにリードを広げられそうでられない時間帯が続くことになってしまいました。4Qで一気に締め上げることに成功したことで最終的には点差をつけて勝利したものの、内容としてはあまりいい印象がなかったのも事実。とはいえよくないながらもきっちり勝てることはこの先続く連戦では大事ですから、勝利という結果を持ち帰れたことは何よりです。
同日に行われていた奈良vs福島はなんと奈良が勝利したこともあり、これで福島に1.5Game差をつけることとなり、2位争いも一歩リード・・・のように思いましたが、双方の残りGame数と直接対決を2Game残していることを考えるとほぼイーブン状態。この先直接対決まで、1つ1つの勝敗が非常に大事になってくるので、今年に入ってからの好調をこのまま持続していきたいところです。
次節は先日発生した地震の関係で予定の会場を替えかつ無観客試合で1Gameは消滅、という中で西地区で2位につける香川との対戦です。香川はAwayで対戦した時も1勝1敗とイーブンで非常に手ごわい相手。しかし連戦の疲労もあるかと思いますが、各選手が持ち味を存分に発揮してHome Gameで勝利をもぎ取り、ポストシーズンに向けて有利な形としたいところです。
我々も会場で大黄援を送ることはかないませんが、画面を介してではありますが、勝利に向かって念を送ることといたしましょう。
それではまた。
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