今日のおすすめの一冊は、小林弘幸氏の『はじめる習慣』(日経ビジネス人文庫)です。その中から「勇気づけてくれる人に」という題でブログを書きました。
本書の中に『「ありがとう」をいわない人』という心に響く文章がありました。
◆年を重ねれば重ねるほど、「ありがとう」を言わない人は増えるという。それは、「(これくらいは)やってもらって当然」とか「この程度で(ありがとうを)いうのは大げさだ」「お客なのに(若い店員に対してありがとうを)いうのは気恥しい」等々の気持ちが年々増してくるからだ。そしてやがて、感謝の気持ちを伝えられない、不機嫌な頑固老人になってしまう。
だからこそ、若いうちから「ありがとう」を習慣化する必要がある。「ありがとう」が言える人は、コンビニやレストランでも、ラーメン店でも、店員やスタッフに「ありがとう」を言うことができる。家庭や、友人に対しても、会社でも同じだ。
いくら心の中で思っていても、「ありがとう」は言わなければ、相手には伝わらない。ちょっとしたことに「ありがとう」を言えない人は、偉そうに見えたり、不機嫌にみえたりする。不機嫌な人とは距離をおくしかない。自分にも不機嫌が伝染してしまうからだ。
「ありがとう」を言う人は明るくて、機嫌がよくて軽やか。「『ありがとう』をいわない人」とは距離を置きたい。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす