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笑顔は福を呼ぶ

今日のおすすめの一冊は、齋藤孝氏の『運の教科書』(筑摩書房)です。その中から「ピカソは完成させることにこだわらなかった」という題でブログを書きました。

本書の中に「笑顔は福を呼ぶ」という心に響く文章がありました。

笑顔が福を呼ぶのは本当だなと思います。 「運」がいい人はたいていにこやかです。 そういうものを身につけていくのも、「運」をコントロールする方法かと思います。 これも習慣の問題ですから、口角をあげるように心がけるとか、軽くジャンプして全身をほぐしてやるだけでも違うでしょう。 

そして悪いことがあっても、「最悪だな、ネタにしてしまおう」と笑ってしまうぐらいのユーモア感覚を持っているといいでしょう。 ちなみに割り箸を顔に対して横にしてくわえると、笑顔に近いので、いい働きがあるそうです。 横にくわえたほうが悲しみが入りにくいのだそうです。 

ちょっとした実験があって、笑顔をつくるだけで、脳の中の不安をつかさどる部分の働きが弱くなります。 どちらかというといつも笑顔で、体を軽やかにしておくと、悪いことが起きにくい気がします。 

現代はスピード社会ですので、これについていくためには、身軽な心身になるのが一番です。 ひとつのことをやったら、すぐ次に行く。 

女(男)の人にふられた時もそうです。 「もう女(男)性とつきあうのはこりごりだ」と引きこもってしまうと、どんどん女(男)性運が悪くなってしまいます。 「はいはい、そういうこともありますね」という感じで、さっさと次に行けば、「運」は コントロールできるように思います。

 「運」がいい人の特徴が、過去にあまりこだわらないというのも、納得ができます。 起きたことにはこだわらない。 執着を持たないという意味ではブッダの悟りに似ています。 ただ、「運」をコントロールしようと思ったら、そこにプラスして多少のエネルギーは必要です。 いい「運」をまねくエンジンとして、野心を持って、小さなことにはこだわらずにさっさと回していくというのがいいのではないでしょうか。

 「お金は天下の回りもの」ではありませんが、「幸運」も「不運」 もぐるぐる回っていく のだという開き直りが必要です。

軽さは「明るさ」に通じる。「あかるい」から「あ」を取ると「軽い」になるからだ。ものごとを軽く考えられる人は行動が早い。考えすぎる人はなかなか行動できないからだ。行動できる人は、何度でも挑戦できる人。逆にいうなら、失敗の山を築ける人だけが成功できる人。

また、「投げかけたものが返ってくる」という言葉がある。笑顔を投げかければ笑顔がかえってくる。つまり、「運」や「福」が返ってくるということだ。

「笑顔は福を呼ぶ」という言葉を胸に刻みたい。

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