今日のおすすめの一冊は、楠木健氏の『絶対悲観主義』(講談社+α新書)です。ブログも同名の「絶対悲観主義」と題して書きました。
本書の中に、「欲望に対する速度が遅い」という心に響く文章がありました。
立川談志さんは、加賀まりこさんとの対談の中で、「つまり、欲望に対する時に動作がスローモーで、欲張らない人間は品がいい」と言ったそうです。(加賀まりこ著「純情ババアになりました」より)
上品さは「余裕」から生まれるといいます。余裕のある人は、得なことがあっても、すぐに飛びつくようなことをしません。ガツガツしていないし、一呼吸待つ事ができます。つまり、「欲望に対する速度が遅い」ということです。
今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす