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人生とは壮大な思い出づくり

今日のおすすめの一冊は、本田健氏の『仕事消滅時代の 新しい生き方』(プレジデント社)です。その中から『未来は「レーティング社会」に』という題でブログを書きました。

本書の中に「人生とは壮大な思い出づくり」という心に響く一節がありました。

私は、人生とは突きつめれば 壮大な思い出づくり、だと考えています。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演の映画『最高の人生の見つけ方』 をご覧になったことのある人もいるでしょう。物語は、2人の初老男性が、「死ぬまでにやってみたいことリスト」に書いた夢を一つずつ実行していくというものですが、あの作品も、まさに人生の思い出づくり、がテーマでした。
世界一の美女にキスをする、スカイダインビングをする、スポーツカーのマスタングに乗る......など、映画の主人公たちは、若い頃できなかった夢に次々とチャレンジします。 けれど、彼らの最後の「思い出づくり」は、やはり家族との絆を取り戻すことでした。
私たちは今、第二次世界大戦以来の波乱と苦境の時代に投げ出されました。ここから、個人や社会、日本や世界が復興していくためには、一人ひとりが大きな試練と立ち向かうことになるでしょう。
こんな時代にこそ、あなたに勇気をくれ、エネルギーの源となってくれるのは、家族やパートナー、恋人や友人たちと過ごす時間です。特別なことはしなくていいのです。 友だちと他愛もないおしゃべりをしたり、夫婦でのんびり川原を散歩したりするだけでも、それはかけがえのない時間となるでしょう。
仕事やお金儲けだけではない、人間関係がくれる温もりや感動を味わい、大切にしましょう。
これから、想像もできない激動の時代が始まります。 お金や仕事を失っても、あなたにとって大切なものさえあれば、なんだってできます。 あなたにとって大切なもの、それをいちばんにしてください。

我々があの世に旅立ったあと、この世にのこしていけるものは、「人に与えた喜びと悲しみだけ」だと言われます。お金も肩書も車も何もかもあの世には持っていけません。つまり、この世に残るのは「思い出」だけなんです。

だからこそ、日頃からいい思い出をつくる必要があります。人を喜ばせること、楽しんでもらうこと。「人生とは壮大な思い出づくり」という言葉を胸に刻みたいと思います。

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