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突き抜けてみるか

今日のおすすめの一冊は、みうらじゅん氏の『「ない仕事」の作り方』(文春文庫)です。その中から、『「好き」を突き抜ける』という題で書いてみました。

「ある仕事」や「ありふれた仕事」はレッドオーシャンです。競争は厳しいし、そこで頭角を現すのはかなり難しいです。競争相手はそこらじゅう、たくさんいるわけですから。反対に、この世に「ない仕事」は、完全なブルーオーシャンです。「ない仕事」ですから、競争相手はゼロってことです。

しかし、「ない仕事」は宣伝しないと誰も分かってもらえません。自分から売り込んだり、それがメジャー化するような活動を地道に積み重ねる、そういう努力が必要です。で、結局、世間に広まる前に、失速してダメになってしまった、などという例は枚挙にいとまがありません。

『「好き」を突き抜ける』って、「狂う」ってことなんですよね。普通の「好き」を通りこして、狂ったように好きになる。まわりから見てると、「ちょっとおかしい」とか「普通じゃない」、そして「狂ってる」と思われることです。

私の好きな言葉に、「何(なに)せうぞ、くすんで、 一期(いちご)は夢よ、ただ狂え」という「閑吟集」の言葉があります。《何になるんだ、まじめくさったところで。所詮、人生は夢よ。ただ狂えばいい。》

時々、ふっと、「短い一生、一丁、狂ってみるか」なんて、思うことありませんか?そうだ、一期は夢よ、一丁、突き抜けてみるか。


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