今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『もうひとつの幸せ論』(ダイヤモンド社)です。その中から「どんなときに、我々は成長できるのか」という題でブログを書きました。
本書の中に「人生を楽しむということ」という、心に響く文章がありました。
小林正観さんは、努力をすることを否定しているわけではない。しかし、「努力」は往々にして、他人と競ったり、比べたりするためにすることが多い。ライバルに負けないために、倍も三倍も努力する。
しかし、そもそも競合他社やライバルのことなど気にせず、社員の喜ぶことや、幸せだけを考えるとしたらどうだろう。社員が幸せになれば、結果として、社員が接するお客さんも幸せになる。逆に、不幸で不機嫌な社員は、お客さんを幸せにすることはできない。
人生の最大の楽しみは、まわりの人が喜んでくれること。そうすると、その姿を見ている自分は限りなく楽しい。世間一般に言われる、自分が楽しいことをするから楽しい、というのは初期の段階の楽しみ。
だからこそ、私たちが生きる目的は「人に喜ばれること」だと言える。言いかえるなら、「喜ばれること」が、人生のすべて。
まわりの人に喜ばれる人生をおくりたい。
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