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センスのある人の特徴

今日のおすすめの一冊は、脳内科医、加藤俊徳氏の『センスは脳で磨かれる』(クロスメディア・パブリッシング)です。同名の「センスは脳で磨かれる」という題でブログを書きました。

本書の中に「センスがある人の特徴」として5つの項目が列挙されていました。

1.【現状を客観的に観察し、先を読むことができる】センスがある人は状況把握力と分析力が高いです。冷静に自分の周りの人や状態を観察し、今どんな状況か素早く察知します。そしてこれから何が起きるか、何が必要になるかを判断する、「先を見通す力」のある人だということでしょう。
2.【重要なポイントを見極め、ムダなことをしない】センスがある人は物事に対したときに、重要なポイントを即座に見極めます。ですから物事の優先順位が明確です。このことは仕事をこなし、よいアウトプットを行う上で非常に重要な要素です。重要なポイントと優先順位さえ明確であれば、もはやどんな課題もクリアできたと同じです。なぜなら、ムダなく最短距離で、最小限の労力で目的を達成することが可能になるからです。
3.【思考が柔軟で、臨機応変に対応できる】センスがある人は思考が柔軟です。それは自分の中に確固とした価値観があると同時に、さまざまな引き出しがあるからです。つまり、個性と多様性が共存している。一つのことにこだわったり執着したりせず、状況に応じてどんな対応が最も効果的かを考えることができます。そして素早く対応し行動に移すことができます。
4.【アイデアがあり、クリエイティブである】センスがある人は自分の中の尺度を大切にする人です。そして「好き」「嫌い」、「心地よい」「心地よくない」、「美しい」「美しくない」の価値判断が明確です。こういう人は周囲の環境を観察し、その過不足を常にキャッチします。そしてそれを改善しようと行動します。
5.【共感力に優れ、人間関係も円満である】人づき合いでは、センスが多いに作用します。センスのある人は共感力に優れています。相手の表情や仕草から、相手が何をどう感じているかを敏感に察知します。それに基づいて、自分が相手にどんな言葉をかけるのが正解かを瞬時に判断します。ですから人間関係を作り、それを育むのが上手な人が多い。こういう人は敵を作らないので、足を引っ張られることも少なくなります。また情報やチャンスが人を通してたくさん入ってきますので、それがビジネスに直結します。

以上の5つの項目です。これだけ全部できたら、人間力も相当上です。リーダーにとっても必要な要素だと思います。センスのある人をめざしたいです。

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