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風の時代
今日のおすすめの一冊は、佐藤伝(でん)氏の『運を引き寄せる生き方』(プレジデント社)です。その中から「バイブスが上がる」という題でブログを書きました。
本書の中に「風の時代」という心に響く文章がありました。
古代ヨーロッパの占星術を基にした「四つの時代」という考え方があります。「水の時代」「火の時代」「地の時代」「風の時代」という四つの時代が、だいたい二〇〇年くらいの周期でグルグル回っているというものです。
実際に地球上の歴史を振り返ってみると、たしかに、その通りになっていることがわかります。
それぞれ最も近いところを挙げると、大航海時代が「水の時代」にあたります。 続く「火の時代」に入って、ルネッサンスと宗教改革が起きます。 産業革命からの、物質的に豊かになって人々が不動産などを所有する時代が「地の時代」。日本におけるバブル景気もこのときに起きています。
そして今、「風の時代」へと移ったばかりのところです。 目に見える財産である土地や建物という不動産がもてはやされた「地の時代」と違って、「風の時代」には目に見えないものが主役となります。
すでに、生活においてもビジネスにおいてもネットのクラウドが不可欠だし、電子マネーや仮想通貨も当たり前になっています。私たちは、目に見えない存在を受け入れ、ともに歩み始めているのです。
◆西洋占星術では、2021年から「風の時代」が始まったとされている。2023年は準備の年で、2024年から本格的に「風の時代」が始まるという。
見えない風が変化を起こすように、世の中も無形のものが中心となって変化していく。たとえば、情報、知性、精神性、多様性、創造力、コミュニケーション、そして教育などだ。
「風の時代」はまさに、目に見えない「コロナ」から始まった。この大きな変化を全身で感じ、自らの生き方を変えていきたい。
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