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なぜ、凄いことがアッサリ起こるのか

今日のおすすめの一冊は、山崎拓巳(たくみ)氏の『凄いことがアッサリ起きる44のルール』(PHP文庫)という本の中から「貸し借りは、ご縁を深めるまたとないチャンス」という題でブログを書きました。

本書の中に「なぜ、凄いことがアッサリ起こるのか」という心に響く文章がありました。

凄いことはアッサリ起こる。突然こんなことを言ったら、あなたは驚くだろうか?「そんなバカな」と思うかもしれない。でも、少しだけ耳を傾けてみてほしい。

いま世の中は、急速に変化している。「すでに僕たちが置かれているのは、心の中でふと思ったことが、そのまま実現してしまう世界だ」と言っても、きっと多くの人が信じられないだろう。でも、僕は声を大にして言いたい。「凄いことはアッサリ起こる。そして、思ったことが叶うスピードは、いまどんどん速くなっている」ということを。

あなたは、このことを実感できているだろうか?ちょっと考えてみてほしい。みんなが当たり前に使っているインターネット。でも、僕たちの生活にネットが登場したのは1990年代の後半だ。その前は、画期的で圧倒的な便利さを、概念としていくら聞かされようと、絵空事にしか思えなかった。

自分とは関わりのない話に思え、聞く耳を持たなかった人もたくさんいただろう。それをいま、ほとんどの人が使いこなしているよね。ましてや、X(ツイッター)やスカイプなんて、少し前の僕たちが見たらほとんどサイキックだ。

誰かがつぶやけば情報は瞬時に拡散し、みんなが同時にそれを目にして利用する。自分のデスクにいながらにして、「地球の裏側」と称されるような遠い国にいる人と、顔を見ながら話ができる。こんな時代が来るなんて、想像もつかなかった。

自分の目で見えないもの、自分の手で触れないものを実感するのは容易じゃない。心で思ったことにも形がないから、それが実現すると、にわかには信じられないかもしれない。でも、昔は想像するだけだった物事が、身の回りにあふれているのはまぎれもない事実だ。

そして、それをなし得てきたのは何か。手品でも、魔法でもない。テクノロジーだ。きわめて科学的で論理的なテクノロジーのおかげで、想像もつかなかったことが現実になってきたのだ。夢にも思わなかったことや、諦めていたことすら、テクノロジーの進化により自分だけでなく、他の人にまでそのことを叶えさせてしまう。

テクノロジーは夢をも超えていくのだ。だからいま、心に素敵なビジョンを屈託なく思い描くことがとても大切なんだ。未来は自分の思い描いたとおりになる。それも、具体的に思い描けば描くほど実現する可能性は高くなる。

思いを具現させるテクノロジーも、これからさらに進化していく。さあ、のんびりしている場合じゃない。大急ぎでステキなビジョンを描こう。そして、心で描いたビジョンは自分ひとりで温めるだけでなく、どんどん周囲に宣言してほしい。

「不言実行」が美徳とされたのは昔のこと。誰かに言わないと、いくら決心してもすぐに崩れちゃうのが人間だから。ダイエットだってそうでしょう?心で思い描くビジョンだって同じ。

◆脳学者の茂木健一郎氏は、インターネットの登場は人類が言語を獲得して以来の大発明だと言っている。すなわち、それは何十万年以来の大革命ということになる。我々は、今そういう激変の時代にいることをよく知る必要がある。

今までは大資本や大会社でなければできなかったことが、個人や資力のない者でも、実現できる時代に入ったということだ。どんな業種であろうと、職業であろうと、今、インターネットを活用せずに、存続することは難しい。

個人で世界に向けて発信ができ、出版も、製造も、販売も、輸出入も、そして起業もできる時代だ。それはあらゆるものの、中抜きの時代でもある。中間がはぶかれ、直接に個人と個人、個人と会社、生産者がつながる。

今こそ、老いも若きも、この大革命を毛嫌いせず、ふれてみて、体感し、そこに何らかの形で参加する必要がある。そしたら、「凄いことがアッサリ起こる」かもしれない。大きなビジョンを描き、一歩を踏み出したい。

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