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病気と健康はコインの裏表

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね。』(サンマーク出版)です。その中から「何度も繰り返す問題」という題でブログを書きました。

本書の中に「病気と健康はコインの裏表」という素敵な文章があったのでシェアします。

ついでに病気の治し方も教えてあげるからね。この話は信じなくてもいいからね(笑)。コインには裏と表があります。それでモノにはなんでも裏と表があるよね。それと同じで病気と健康ってね、裏表のセットみたいなものなんだよ。ちなみに、この話は「医者に行くな」っていう話ではありません。薬も飲んでいいし、なにも変えなくていいからね。ただ、私は心の話をしたいんです。心だけのことを言いたいんだよ。
それで、病気の人は“病気という裏の部分”ばっかり見てるんです。それと、病気という言葉自体、言霊(ことだま)が悪いんだけど、「自分は病気だ」って言い過ぎるんだよ。健康になりたかったら、これをひっくり返して「私は健康です」って一日10回くらい言えばいいの。
元気になりたかったら「私は元気です」って決めつけちゃえばいいの。人に会ったら「私は元気です。私は健康です」って言う。ただ、医者に行って言っちゃダメだよ。「私、健康ですから」って言うと、「じゃあ、ここになにしに来たの?」って聞かれるからね(笑)。
医者に行ったときだけは事情を言っていいけど、あとはね、まわりにいる人って、親とか兄弟とか会社の人とかね。言ったって心配させるだけなの。治すことはできないの。それで、治せない人に「病気です」とかいろいろ言ったところで、相手に心配かけるだけだよって。それよりも「私、健康です」「絶好調です」って言ってると、心が変わってくるんだよ。
心が変われば、身体っていうのは後からついてくるんです。これが「心から治す」っていう治し方なんです。病気の人は考え方が病気なの。病気のことを考え、病気の話をするんだよ。それでいったい、どうやって健康になろうっていうの?ひっくり返して言えばいいんだよ。
「健康になってから言う」じゃダメなの。「私は健康です」って1日10回くらい言う。そうすると、「健康なんだ」って気がしてくる。嘘みたいだけどそういうもんなんだよ。ようは、病気という「気」なの。元気という「気」なの。

斎藤一人さんは、しあわせについてこう語っています。「とにかくしあわせって、なにがあっても『100%しあわせだ』と思えるかどうかなんです。イヤなことがあっても「こんなのはしあわせの一部ですから」って言える人に、しあわせがどんどん訪れます。『ついてる人には悪いことは起きない』のではありません。ついてる人にも悪いことは起きます。ただ、起きても捉え方が違うんです。いちいち起こることに左右されて、不機嫌になっていたら、本当のしあわせにはなれないよね」

幸せも不幸せも、健康も病気も、運も不運も、すべてはコインの裏表です。言葉が現象を引き寄せるんですね。暗いこと、嫌なこと、つらいこと、に焦点をあて、グチや泣き言、不平不満を言っていれば、さらに嫌なことを引き寄せることになります。明るいこと、ステキなこと、幸せなこと、に焦点をあて、「しあわせ」「楽しい」「ステキ」「ありがとう」と言っていれば、明るくステキな現実を引き寄せます。「私は健康です。絶好調!」と唱(とな)えるってとても大事なことだと思うのです。

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