今日のおすすめの一冊は、中野信子氏の『あなたの脳のしつけ方』(青春文庫)です。その中から「素敵な先延ばし」という題でブログを書きました。
本書の中に「年齢を重ねても、記憶力は落ちない」という興味深い文章がありました。
中野氏は、記憶には、「意味記憶」と「エピソード記憶」があるという。 意味記憶とは、言葉の意味を表す知識や記憶のこと。 対してエピソード記憶とは、経験したことについての記憶のこと。
例えば、名前を覚えるとき、ビジュアルと結びつける方法。 内田さんという男性なら「イケメンのウッチー(サッカー選手の)」というイメージで覚える。 これは、日々の練習が必要で、練習すればするほど上達するという。
面倒くさいと思っても、ふだんからなるべく“ひと手間”かけて、記憶するクセをつけておくといいそうだ。 覚えるときは、エピソード記憶にして何かと関連付けて覚えること。 そして、思い出すときは、ことあるごとに思い出し、それを反復し、復習する。
つまり、不断の努力が必要だということだ。 まさに勉強と同じ。 すべてにおいて、うまい話はない。 歳をとっても記憶力は落ちないが、ただ勉強量が落ちているだけなのだ。 覚えること、思い出すことに対して… 不断の努力を重ねたい。
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