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もっとアクションの数を増やせ!

今日のおすすめの一冊は、堀江貴文氏の『最大化の超習慣』(徳間書店)です。その中から「ビジネスはありものの掛け合わせ」という題でブログを書きました。

本書の中に「もっとアクションの数を増やせ!」という心に響く文章がありました。

むかし秋元康さんと会食したとき、「堀江、おまえはもっと本を出せ!」と檄を飛ばされた。当時すでに著書数は重ねていたが、希代のヒットメーカーから見れば、まだまだ足りないようだった。
秋元さんはそこでピカソの話をしてくれた。なぜピカソが世界でもっとも有名な画家になったか? 才能、感性、技術、鍛錬、革新性。専門的な観点からさまざまな指摘ができるだろう。でもシンプルに、なにより見逃せないのはピカソが多作だったという事実だ。
才能や技術だけではなく、15万点とも言われる膨大な作品を量産しまくったからこそ、ピカソは後世に残る画家になりえたのだと秋元さんは教えてくれた。
ぼくはそれを聞いてうなった。多くのひとに自分のメッセージを届け、のちに残すためには、もっともっと本を出す必要がある。そう気づかされてからというもの、ぼくは刊行のペースもネタのバランスも無視し、思いついたそばから新作を出している。
きちんと数えていないがいまでは200冊以上にはなっていると思う。おかげで『ゼロ』(ダイヤモンド社)『多動力』(幻冬舎)といったベストセラーも生まれた。 秋元さんのアドバイスというところに重みがある。
秋元さんは押しも押されもせぬヒットメーカーだ。だがそんな秋元さんでもヒットの裏には数知れない失敗がある。無残に散ったプロジェクトを数え上げればきりがない。うまくいった仕事は、秋元さんが打ってきた膨大な「点」のほんの一部なのだ。
秋元さんは、自分のヒットメーカーたるゆえんを「たくさんやってきただけ」と公言しているが、それは謙遜でもなんでもなく、そのとおりなのだと思う。 優れた作品だからといってヒットするとはかぎらない。 成功には、事前に推し量れないさまざまなファクターがからむ。つまり運である。だから、成功だ失敗だと一喜一憂しても仕方ない。
大事なのは、秋元さんの例からもわかるように、アクションの母数は多いほどよい、 「点」の母数は多いほどよい、という単純な数の理屈だ。 あなたの運は、あなたの手でキャッチアップできるのである。
 《「運」は自力で手繰り寄せよう》

「量をこなすより、質が大事」という人がいます。確かに質は大事ですが、量をこなさないと質も高まりません。ブログでも、YouTubeでも、人前で話すことも、アウトプットは何でも、量をこなさなければ上達することはありません。

アウトプットして、失敗して、恥をかいて、徐々にうまくなっていくものです。「もっとアクションの数を増やせ!」という言葉を胸に刻みたいと思います。

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