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因果応報

今日のおすすめの一冊は、枡野俊明氏の『小さな悟り』(知的生き方文庫)です。その中から「順境もよし、逆境もまたよし」という題でブログを書きました。

本書の中に「因果応報」という心に響く一節がありました。

「因果応報」と同じような意味の言葉に、「善因善果 悪因悪果」があります。「よい行ないにはよい結果、悪い行ないには悪い結果がある」ことを意味します。 

つまり、身の回りで起こるすべてのことには、原因がある。その原因をつくっているのは自分自身だ、ということです。 

よくないことが起きると、誰が悪い、彼が悪い、社会が悪い、時代が悪いと、外に 原因を求めたくなるものですが、それは大きな間違い。外に原因を求めている限り、 どんなにあがいても事態は好転しません。 

大事なのは、いい結果を招くよう、日頃から「よい縁」を結ぶ努力をすることです。 私はこの「縁」を「チャンス」と呼んでいます。 チャンスは誰にでも平等にやってきます。しかしチャンスに気づき、つかむことができるのは、日々努力を重ねて準備をしている人だけ。

十分に手入れされた畑や田んぼに豊かな実りがあるのと同様、“人生の果実”も努力と準備なくしては得られないものなのです。心してください。

人間の一生は、インプットされたようにアウトプットされます。逆にいうなら、インプットされないものは、アウトプットされないということです。それはたとえば、英語を一回もならったことが無い人が、ある日突然英語をペラペラしゃべるようにはなれない、ということです。

よい行いをインプットすれば、よい行いが、悪い行いをインプットすれば、悪い行いがアウトプットされます。それが、因果応報。

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