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冗談や笑いを磨く

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 俺の人生』(マキノ出版)です。この中から「ダム式経営」という題でブログを書きました。

「ダム式経営」とはまったく関係ないですが、本書の中に「笑い」についてのとても素敵な話があったのでシェアします。

神様ってね、ユーモアが大好きなんです。で、おもしろいことに、人は笑うと、一瞬にして心が開きます。だから私はいつも、いろんな話を「これをどう表現したら、笑える話になるだろうか」って考えてるんです。でね、まずは自分が笑える話にするわけです。自分が笑おうと思うとね、ものすごくおもしろくないと笑えないんだよね。
ところが、人を笑わせようと思うと、自分を笑わせたときの半分とか3分の1くらいのおもしろさでも笑ってくれるの。もっと言うとね、相手の人数が多くなればなるほど、わずかなおもしろさでウケるんだよ。1000人集まれば、ちょっとした冗談でもワッと笑うよ。いちばん笑わせるのが大変なのは自分なんです。
だから、いつも自分を笑わせてるとね、人に会ったとき、相手を笑わせるくらいの冗談を言うのはワケないんです。で、自分を笑わせると言っても、ふだん5の冗談で笑っているのか、10の冗談で笑ってるのかでも違うんだよ。いつも5の冗談で過ごしてると、人前に行くと、2とか3くらいの冗談しか出ない。だけど、自分が10の冗談で過ごしてると、6とか7の冗談で人を笑わせることができるよね。
そう思うと、やっぱり自分が腹をかかえて笑えるようにならないとダメだなって。で、私は何かおもしろい話があると、この話をどうやって表現したらもっと笑えるだろうかって考えるんです。だから、私はいつも、とても人には言えないようなおもしろいことを考えては、1人でクスクス笑ってるの。そうすると、周りから、「今、何考えてるんですか?」って聞かれるんだけど、言えないって(笑)。

人を笑わせることができる人は、魅力的な人です。現に、漫才やお笑いをやっている芸人さんが、びっくりするような美人と結婚したりします。そんなに顔に自信がなくても(ゴメンナサイ)、笑わせることで女性の心をガシッと掴んでしまうのでしょうね。だから、一人さんの言うように、自分に冗談を言って自分で笑う、という修行?をすると笑いが磨かれることになるんですね。

常に笑いのネタを探し、それがもっとおもしろく伝えられないか、と磨きをかけることって、意外に大事なことだと思います。仕事のスキルや心の勉強はしますが、笑いを磨くことって、案外忘れがちです。これ、本当に大切な事だと思います。

今日のブログの詳細はこちら☞人の心に灯をともす

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