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大人の幼児性とは

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『嬉しく楽しく、幸せになってしまう世界へ、ようこそ』(廣済堂出版)です。その中から「人間を見分けるときの3つのポイント」という題でブログを書きました。

小林正観さんは「幼児性」についてこんなふうに書いています。

格好がそれらしい人(偉そうで、立派そうな人)は、逆に危ないということを覚えていてください。自分の中に真なるものがあり、ゆるぎない自信がある場合は、このような格好をする必要はありません。見た目が普通の人のほうが、本物である可能性があります。
自分の中に怪しいものがあるから。どうしても人を説得しなければいけないという深層心理が働き、すごそうに見せたがります。その人が本物かどうか、見抜く自信がないときは、その人の周りにいる人が明るく楽しそうにしているかどうかで判断するといいようです。周りの人が楽しそうでないようなら、何らかのトラブルがあったり、偽物という可能性もあります。
身近な人に対して、怒鳴りつけていないかどうかということも、その人を判断する材料になります。「大酒を飲ませたとき」「大金を持たせたとき」「権力を持たせたとき」に人が変わるかどうかで、どのくらいの人物かを見抜くことができます。
酒を飲んで威張ったり、からんだりする人。大金が入ると金遣いが荒くなる人。三番目の「権力」とは、例えば車のハンドルを握った時に、普段おとなしい人が、急に運転が荒くなったりする人かどうか。一つでも当てはまる人は、幼児性が抜けていません。遅かれ早かれすべてが出てくるようです。(日々の暮らしを楽にする/Gakken)

格好がそれらしい、偉そうな人とは、奇抜な服を着ているというだけではありません。言動も、上から目線だったり、自己中心的だったり、プライドが高かったり、命令口調だったり、自慢話ばかりするような人です。これらは、人として本物ではないということです。

また、本物かどうかを見極めるにポイントは、「酒」「大金」「権力」で見たほうがいいと言います。これらのことは、セルフコントロールがでるかどうかを見られているということですね。セルフコントロールができない人は、自律できていない人です。つまり、幼児性が抜けない人ということです。本物の人間をめざしたいものです。

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