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モチベーションをキープできている人の共通項

今日のおすすめの一冊は、鎌田實氏の『コロナ時代を生きるヒント』(潮出版)です。その中から「ピンピンヒラリ」という題でブログを書きました。
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「ピンピンヒラリ」は鎌田氏の造語だそうです。痛がったり、苦しんだりせず、家族にも迷惑をかけないで、ヒラリと身をかわすように逝くということです。元々は「ピンピンコロリ(PPK)」ですが、ゴキブリみたいで嫌だと思って「ヒラリ」と付けたそうです。

山崎拓巳氏は「リンカーネーション(輪廻転生)」についてこう語っています。
モチベーションをキープできている人たちの共通点を研究している先生がいます。その先生によると、「モチベーションをキープしている人たちは、リンカーネーション(輪廻転生)を信じている人たちである」というのです。
ボクもその考えに賛成です。人はあらかじめストーリーを決められて生まれてくるとボクは考えています。そのストーリーの中で、自分が学ぶべきことを散在させている。この世に生まれたのは、それを学ぶためなんじゃないでしょうか?そういう考え方がある人とない人とでは、ものごとの判断は違ってくると思います。
お金を稼いで、もうそんなに働かずに遊ぼうと思う人もいれば、お金というのはあくまでも副産物であって、学ぶことが大切だと思う人もいる。中学生のころから陸上をやってきましたが、「試合に勝つ」ということだけではモチベーションは続きません。ゲロを吐きながらつらい思いまでして、練習しつづけることはなかなかできない。ほかの人は遊んでいるわけですから。
でも、「自分の魂が向上しているんだ」「将来、社会に出たときに役立つんだ」と思っていたから努力できたわけです。リンカーネーションを信じている人は、努力しつづけることで、何かを学ぶことができる人でもあるのです。
また、リンカーネーションを信じていない人は、誰かが見ていないと頑張れない人。対人の評価で動いている人です。逆に、信じている人は、誰かが見ていなくても頑張れる人です。つまり、さぼらない人でもあります。そういう人は、対人の評価ではなく、対天、対神、対宇宙、対自分という視点を持っています。
そういう視点がある人は、さぼったときに「ラッキー!」と思わないで、「しまった!」と思います。自分の人生を遅らせてしまったわけですから。(世界一やさしい成功法則の本/知的生き方文庫)

この「輪廻」を信じているかどうかは、死生観にもはっきりでてきます。死ぬ間際まで、仕事をするとか、自分を高める勉強をし続けるとか、まわりの人や世の中のために頑張るような人は、「輪廻」を信じている人です。しかし、信じない人は、「定年になったんだから、もう休もう」「定年過ぎて、いままで頑張って仕事をしてきたんだから、もういいや」、と自分を高める努力をしなくなってしまう人です。何もそこまでする必要はない、と。

そして「輪廻」を信じている人は、人生の最期の瞬間に、まわりに「ありがとう」と言ってあの世に旅立つ人です。
「ピンピンヒラリ」と、感謝しながら、あの世に旅立ちたいものです。

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