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いくつになっても必要なものは勇気

今日のおすすめの一冊は、鶴間政行氏の『欽言(きんげん)』(主婦と生活社)です。その中から『いくつになっても「学ぶこと」そして、「熟さないこと」』という題でブログを書きました。

本書の中に「いくつになっても必要なものは勇気」という欽ちゃんの心に響く一文がありました。

《物事ってのは、最終的にはやっぱり勇気だな。》(萩本欽一)

(いくつになっても必要なものは勇気)(川本成・なる/タレント) 「この言葉が世の中の本質だと思っています。欽ちゃんの考え方は、すべてに通じる哲学です」と言う川本さんは、欽ちゃん劇団の第一期生。 

その後、堀口 (文宏)さんとコンビを組み、「あさりど」 として活動するほか、自らの劇団を立ち上げ、脚本や演出を担当しています。 欽ちゃんから教わった「勇気」をふりしぼって、次々新しいことにチャレンジしているのです。 

欽ちゃんもまた、並外れた 「勇気」を持っています。 私などはよい結果が見えているものに対しては勇気を出せますが、よい結果が見えな い、未知の世界に対しては怖気づいてしまう。 

ところが欽ちゃんの場合、 誰も考えつかないこと、常識的に考えて無理なことにも挑み、ことごとく成功させてしまうのです。 

コント55号ではテレビのフレームからはみ出すような動きでみんなを驚かせ、「ハガキを読む」というラジオ番組の手法をテレビに持ち込み、コメディアンで初めて司会者を務め、野球の監督に就任し ............と、成功したもののほぼすべてが「初めて」づくし。 

その原動力となったものこそ、人がやらないことを思いつく発想力と、それを行動に移す「勇気」なのでしょう。 80歳になった欽ちゃんは、またもや勇気を奮い、「80歳からの挑戦」と銘打って、YouTubeで番組制作にチャレンジしています。 勇気のある人って、いくつになっても、精神も肉体も衰え知らずなんです。

欽ちゃんは「本番で台本をぶっこわす」という。稽古で台本を一生懸命覚えても、本番で「あの台本はなし!」と言うことがある。あらかじめ台本を覚え、理解していれば、自分の役割がわかり、たとえ本番前に台本が変わっても、臨機応変に対応できるからだ。

そうやってギリギリまで追い込み、リスクを取って挑戦する。いくつになっても、変革には「勇気」が必要だ。

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