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有名人になろうとしてはダメ

今日のおすすめの一冊は、ひろゆき(西村博之)氏の『ラクしてうまくいく生き方』(きずな出版)です。その中から『努力より「ポジショニング」が大事』という題でブログを書きました。

本書の中に「有名人になろうとしてはダメ」という心に響く文章がありました。

世の中には、メディアのなかで活躍する有名人を見て「自分もああなりたい」と憧れる人がけっこういるみたいです。いまはだれでも簡単にインターネットで発信できるので、以前よりも有名になれる確率は上がっています。 

でも、僕は有名になることは、あんまりいいことがないと思っています。有名になると、無名の人より負担が増える「有名税」というものが発生してしまうからです。 

たとえばタレントさんが不倫なんかをして日本じゅうからバッシングを受ける光景をよく見かけますね。無名の人の不倫ならば、せいぜい離婚することになったり、慰謝料を払ったりする程度ですむでしょう。しかし、彼らタレントは有名なせいで、伴侶だけでなく仕事まで失ったりします。

とくに、日本はテレビの影響力がまだまだ強いので、海外に比べて有名税も高い印象です。 僕もそこそこ顔が知られているので、日本で過ごすときは、うっかりなにか炎上しそうなことをしないようにことさら気を遣っています。

ポケモンGOをしているだけで写真を撮られたりしますから、たとえば立ちションなんてしようものなら、あっという間にSNSなどで拡散されてしまうかもしれません。 

しかも、一度有名人になってしまうと、そこから「無名の人」に戻るのはきわめて難しい。ネットの検索で、昔の出来事も簡単に発見されてしまいますしね。だから、無名のままで生きていけるなら、有名人なんて目指さないほうがラクな人生を送れますよ。有名になっても疲れるだけで、いいことはそんなにありません。

◆多くの人は漠然と、「有名人になったら面白いだろうな」と思ってしまう。それは、メディアでもてはやされて、注目され、華やかだったり、お金持ちである印象があるからだ。それらのイメージはあくまで、表に出ている作られたもの。

表の部分が「陽」であればあるほど、それが裏目に出た時は「陰」は強く出る。まさに「山高ければ谷深し」の言葉通りだ。

「無名有力」という言葉がある。世の中では無名だが、世を動かすような力を持っているということだ。その反対が、「有名無力」。人に知られて有名だが、世の中で何の力もないことをいう。

「有名人になろうとしてはダメ」

できれば、無名有力な人を目指したい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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