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言葉じゃなくて行動を見る

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 楽しんだ人だけが成功する』(PHP)です。その中から「明るい波動を出せる人」です。

本書の中に「言葉じゃなくて行動を見る」という心に響く文章がありました。

徳川家康(戦国武将で、江戸幕府の初代将軍)には、このような遺訓があります。

人の一生は、重い荷を背負って遠い道を行くようなもの。 急いではいけない。 不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。 心に欲が湧いた時には、苦しかった時を思い出しなさい。 

我慢は、無事に長く安らかでいられる基礎。 怒りは、敵と思え。 勝つことばかり知って、負けを知らないことは自分の身に害を及ぼす。 自分を責めること。 人を責めてはいけない。 足りない方が、やりすぎてしまうより優れている。 (現代文に意訳) 

この遺訓を読むと、家康はよほど辛抱強い人だったんだろうなって思うけど、実際はそうとも言えないんです。 だって、もし家康が本当に辛抱強い人だったら、天下を取ろうとして、あっちを攻めたりこっちを追い落としたりしないよ。 

何があっても慌てず落ち着き、じっと三河にいたはずです。 ところが、実際はそうじゃなかった。 せっかちでじっとしていられない人だったんだよね(笑)。 家康というと、どっしりとしたイメージがあるかもしれないけど、こういう見 方をすると、受ける印象が全然違ってくるでしょ? 

それと同じで、人を見る時は、言葉だけを信じちゃいけないの。
《言葉じゃなく行動を見るんだよ》

「私たちが考えたり、知っていたり、信じたりすることは、最終的にはそれほど重要ではない。唯一重要なのは、何を実行するかである」(評論家・ジョン・ラスキン)

我々は、往々(おうおう)にして肩書や、学歴、外見などで他人を判断してしまいがちだ。だが、その人の真の姿は、実際の行動に表れるもの。どんなに情熱的に夢を語ろうと、熱い思いを持っていようと、その人がそれを実現するための具体的な行動を一つも起こしていなければ、ただのほら吹きにしかすぎない。

何を知っているかではなく、どんな行動を起こしているか。そして、行動を起こしただけでなく、それを続けているかどうか

言葉や外見にだまされず、その人の行動を見ることはとても大事なこと。

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