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練習すれば誰だってできる

今日のおすすめの一冊は、つんく氏の『凡人が天才に勝つ方法』(東洋経済新報社)です。その中から「数をこなせば、いつかは当たる」という題でブログを書きました。

本書の中に「練習すれば誰だってできる」という心に響く文章がありました。

「才能がなければ、プロにはなれない」「才能がある限られた人だけが、好きなことを仕事にできる」こんなことを思って、夢をあきらめたことはありませんか?でも、それは間違いです。

数多くのプロデュース業で、「ごく普通の女の子」がプロになっていく様子を目の前で見てきた僕が言うのだから、間違いありません。

自分のしたいことや行きたい世界が決まっていて、たとえばそれにはダンスやリズムが不可欠なのであれば、とにかく練習するのみです。「苦手だ」「無理だ」なんて言っている暇はありません。本気で練習すれば、1年後にはびっくりするようなレベルになっているはずです。

ここでのポイントもやはり「自分が凡人である」ということ。

誰もが世界的なダンサーやシンガーになれるわけではありません。スポーツの世界でも、オリンピックでメダルをとるレベルには、生まれもった才能が必要でしょう。でも、普通の人よりも数段階レベルを上げるくらいなら、努力さえすれば、誰でも可能です

「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」(井上 靖・小説家)

現代は、「努力しないで成功する法」とか「努力したら負け」「要領よく成功する方法」「がんばらない戦略」というような題名の本がもてはやされる。一部の天才を除いて、凡人にはこんなラッキーなことは起こらない。

現実の世界では、努力しなければ、成果を得ることはできない。2倍大きくなろうと思うなら2倍の努力が必要だし、3倍大きくなろうと思うなら3倍の努力が必要だということだ。凡人が数段階レベルを上げるには、他人の数十倍の努力が必要になる。

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