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愚痴を言わなくなる方法

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『心を軽くする言葉』(イースト・プレス)です。その中から「品性は謙虚さから生まれる」という題でブログを始めました。

本書の中に「愚痴を言わなくなる方法」という心に響く文章がありました。

「私の人生や運命は、自分以外の何者かがつくった」 という考え方を、 「自分の人生は自分が設計図を描き、シナリオを書いた」 という考え方に変えれば、 「五戒」は出てこなくなる。

私が「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」の「五戒」を口にしないほうがいい と言うと、ときどき「思っているだけでもダメなのですか」という質問をされることがあります。 思っていれば、必ず「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」は口に出ます。

たとえば、こんな電話を受けたことがあります。 「正観さんの講演を聞いて、不平不満も、愚痴も、泣き言も、悪口も、文句も言わないように過ごしてきた。けれども、もう数カ月になるのに、なんのいいこともない」 私はこう言いました。 

「そう思っていること自体が不平・不満ではありませんか」 このように、「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」は、言わないようにしてい る人でも、思っているだけで、何かの折に口に出てきます。 

いろいろなもののせいにしているから「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」が 出てくるのではないでしょうか。 そう思わないためには、「自分の人生はすべて自分が描いたものなんだ」ということを認識するとよさそうです。

起こることは100%自分の責任、と思えば文句を言うことはなくなります。斎藤一人さんはそれを「100%の法則」といいます。

たとえば部長がいつもあなたにばかり怒るんだとしたら「部長が悪い」とみるのではなく、「私の中に部長を怒らせるなにかがあるんだ」とみる。

そういう目を持つと、「確かに部長はすべての部下に怒ってるわけじゃない」ということがわかりますし、「ならば怒られないようにするにはどうすればいいか」ということもわかるんです。

自分が何回も騙(だま)されるんだとしたら、「自分が騙されるのを見抜けない」とか、なにか騙されやすいところがあるはずです。とにかく、この「100%の法則」は自分に起こる出来事を100%、自分の責任だとみる法則なんです。

これがもし、50%は自分も悪いけど、相手も50%悪いんだとしたら、あなたの人生は相手に50%支配されていることになります。相手が90%悪いんだとしたら、相手はあなたの人生の90%を握っていることになるんだよね。(「大丈夫」がわかると、人生は必ずうまくいく! /サンマーク文庫)

まさに、小林正観さんのいう、「自分の人生は自分が設計図を描き、シナリオを書いた」と同じです。「愚痴を言わなくなる」という「100%の法則」を胸に刻みたいと思います。

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