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反省しても治らない、どんでん返し

今大きな展示会の準備に取り掛かっています。
プロデュースするようになってから、
6年目になりますが、
毎年、前回より良かったという実感と実績は
少なからず残せていると思ってます。

展示会の目的を定め、
それに伴う展示物をチョイスし、
その展示物の訴求POINTをピックアップする。
そして、その訴求POINTを
ご来場のお客様に合わせて、
表現をつくっていく。

例えば、、、
この商品で笑顔を広げたい。
みたいな企業だとすれば、
それを展示会でダイレクトに表現しても、
ご来場の方にはそんなに響かなくて、
今の売場よりこっちの方が集客できます。とか。
売場当たりの売上がこのくらい上がります。とか。
こういう事を伝える表現にした方が
実績は出たりします。

これを文字でダイレクトに
伝える方法も一つですが、
そうではなく、
ご来場の方々に肌感覚で
これが伝わる表現というのが、一番効果的です。

文字で伝えるのではなく、
お客様自身が、
そう感じたほうが信憑性があるからです。

なので、
企業側の●●したい。よりも、
使う側のメリットを
訴求するほうに表現を振った方が良いです。

その●●したい。は、
それがどんな手段であれ、
そのサービスが広がれば、
結果的に実現すると思います。

それが、この6年間でやってみてわかったことです。
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▼結局は〆切
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6年間やってみて、
年々、良くなっている事を実感しているんですが、
一方で、まったく反省がいかされず、
プロジェクトチームに迷惑を
かけてしまっている事があります。

それは、、、
展示会のブースを決める〆切のギリギリになって、
やっぱり、こっちが良いって、
プランを変更する事。

これは、何回やっても、
いつもそうなるんです。

次こそは、もっとしっかり考えて、
もっと時間に余裕をもって、
ギリギリでひっくり返さないように!!

本当にそう決意してやってるんですが、
今まさに、少しひっくり返してしまっております。
もちろん、
それに伴う、時間、お金も
かかってしまっております。

ここだけは、
どうしても治りません。
(お薬欲しい。。。)

〆切が近づくと、
どうしてかわからないんですが、
別の表現の切り口が浮かんできたり、
新しく試してみたい事が
思いついたりしちゃうんです。

それは、
どこからくるのか。。。

考えても良くわからないんですが、
その一つが、「不安」だと思います。

展示会で一番合ってはならない事は、
お客様が来ない事。(集客出来ない事)
年々効果が上がっているだけに、
前年より、自分のブースに人が来ないなんて
許されないんです。
それは、コロナだからとか関係ないです。

その不安を常に抱えているので、
これで決めた!っていう事が
出来ないんだと思います。

だって、〆切までまだ時間あるじゃん!!

そう考えると、
ギリギリまでその不安と戦わないと、
不安に負けそうになるんです。

でも、
その分、やり切った感覚はいつもあり、
そのプランを堂々と
プレゼンできるんだと思います。

チームには迷惑をかけていますが、
結果を出せているとは思ってます。

なので、
ひっくり返す事に反省はしていますが、
きっと、治す事はできないと思います。

ただ、
迷惑を掛けている事には、
反省し、下げられる頭を下げて、
常に感謝を気持ちだけは持っているつもりです。

〆切って大切ですね。

私にとっては、
良きライバル。好敵手です。

たぶん、
〆切が存在しないと戦意喪失で、
ただ、毎日をだらだら過ごすんだと思います。

そんな、仕事を今日もしています。

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