見出し画像

『潜在犯一発屋の狂気』


『潜在犯一発屋の狂気』
結局無個性に収束
無個性に執着
無理解に憧憧(しょうしょう)
少々やり過ぎがウケるでしょう

蕩々とビジネス
マーケティング精神と夜明けまでディベート
滔々と説かれる正論
つまらな過ぎて、とうとうゴミ箱

Q.「覚えてもらうにはどうしたらいいの?」
A.「刃物で刺す」

結局無個性に収束
無個性に執着
無理解は常識
少々やり過ぎがウケるで賞

「見たことある!」
「見たことある!」

「たくさん見てくれてありがとう!」

しね♡



本日のくだらないお日記(2024.5.30)

本日もやってまいりましたくだらないお日記のお時間!!!!!!!!!!!!!!!!


誰が読んでいるんだい? そりゃ妾だい!

妾はね〜。本日、「先生」と二時間もおしゃべりいたしました!

先生が何者かは書かないけど、とにかく、色んな意味で妾の「先生」なんだ!

先生は〜〜〜〜先生!!!!!!!!


でさ、死ぬほどビビりな妾が、なんで今日は自分から先生のところに意見をききにいったのか、って、

ゲーム『serial experiments lain』が死ぬほど怖かったからだよ。


みんなこのタイトル知ってる?
youtubeでゲーム実況とかゲーム配信を見る方なら、結構知っている人が多いかもしれない!

その界隈では、問題作であり有名作であり名作らしい。

その界隈とは?

『鬱ゲー』と呼ばれるジャンル(界隈)。


鬱ゲーとは、その呼び名の通り、
「鬱な世界観」とか
「精神病的、神経症的世界観」を
あえてゲームにして楽しもう、そこにある種の美しさすら見出していこうね、みたいな、

やべージャンルだよ!!!!!!!!(小声)


でも、配信とかでやる人たちは、ほとんどがホラーゲーム感覚でやるみたいだなぁ。
怖いもの見たさでやる人、非常に多い気がする。

ゲーム実況ゲーム配信の核とも言える、
考える能力が高い人や考え方に個性がある人たちが、特殊な状況下に対してどう反応するかって部分が、
とっても輝くジャンルだ!!!

ソフト、十万円するらしいけどな。配信したらそのお金、稼げるんですか……? 無粋なこと聞くな。

で、だ。

今から、『serial experiments lain』の何が怖かったか? って話をする。


まず妾は、このゲームの全部を見ていない。ごく一部しか見ていない。

だから、妾の感じているこのゲームの怖さすら間違っている可能性がある。
むしろこんなの序章に過ぎないらしいぞ、という前提で聞いてほしいのだけれども、

このゲームはどうやら、

『立場が逆転』するらしい。


なんじゃいそれは、って言われたら、
このゲームの登場人物のお話になります。

まず参考動画これ。妾が見たのはこの一本のみ。


『serial experiments lain』には、最初に二人の人物が登場する。



まず、精神科医(兼カウンセラー、この辺の区分は時代の関係やらなにやらあって妾にはわからん!)で、27歳の女性、トウコさん。

次に、トウコさんのカウンセリング対象である12歳の女の子、レインちゃん。

なんか、この二人の立場、つまり精神科医(治療する立場)と、患者(治療される立場)が逆転する……らしい。


いや、妾、一回配信分しか見ていないし、
このゲームのこと、正直、なんにも知らんのだけど、

とりあえず、現役の精神科医である名越康文先生が、

「全カウンセラーを代表して謝ります」って言ったくらいには、トウコさんとレインちゃんの関係が歪んでた……(恐怖)。


もう、ごめん。記事にしておいて本当にごめんなさいなんだけど、

詳しくは見てくれ。


でさ、妾が感じた恐怖の話をするね。

妾は、カウンセラートウコさんが自分に見えた。


つまり、

治療する側であるにも関わらず、治療される側(しかも子ども)に、場のコントロール権を奪われてしまうような大人を見て、
これは妾かもしれない、って感じてしまったんだ。


妾はさ、真剣に考えたよ。

トウコさんの何がいけないんですか?


とりあえず刺さったのは、配信者ディズムさんのこの言葉。

「トウコさん、子どもとの関わり方が下手だね(要約)」


グッサァァァァァァァ!


いや、言われたの妾じゃないんだけども。
妾は別に精神科医でもカウンセラーでもないし。
でも、妾も今後、子どもと関わる機会がないとは言えないから、

第二のトウコさんにならないために、しっかり考えなければならないと思った。


で、一人で考えてもわからなくなったから、
己の恐れを超越して、妾の「先生」に聞きに行ったんだね。

そしたら、なんだか色々わかった。
今からそれを書きます。先生の意見と共に。

まず、トウコさんの問題ポイント1「相手を個として見ていない」。

これは、ディズムさんが言った「子どもとの関わり方が下手だね」にも繋がってくる。

人間関係の達人である、妾の先生はこう言ったよ。

「最初から枠にはめて、他人を考えるのは失礼だ。例えば、子どもである、とかね」


はい、かっこいい。だから妾的翻訳が入ります。
すなわち先生が言ってるのはこうに違いない。

「構えていたら、構えている方向にしか対応できぬ。構えはむしろ己を弱くする(達人の声)」


個を見ろ! と先生はおっしゃられた。
その通りである。

子どもであるとか、患者であるとか、そういう前提を考えるのは、もちろん大事だ。
けれど、その子は、子どもである前に、患者である前に、人間である。
子どもだからこうする、とか、精神病だからこうする、とか、
そういう風に、自分から枠にはめにいって、相手と関わると、
信頼関係など築けないよ。

って先生が言ってた。
学び。

枠にはめるな、個を、その人を見ろ!!!!!!


次。トウコさんの問題ポイント2「場の支配権を奪われている(立場逆転している)」


なんで大人で、精神医学を勉強しているはずのトウコさんなのに、レインちゃんという患者で子どもの女の子に、場の支配権を奪われてしまうのでしょうか?

精神科医名越先生の意見は、動画内で是非聞いてください。非常に面白いです。

しかし妾には妾の先生がいるのでね?

聞いてみた。

先生はこうおっしゃられた。

「そもそも、場を支配したがるような人間は、満たされていなくて、苦しい状況にいることが多い。その人の立場になって考えることは、本当にその人を救うことになるだろうか、と考えてみる。相手の視点からでは解決策が見つからないから、満たされなくて支配しにきている、と考えることは出来ないか?」

「別視点からの考えを提示してあげることの方が、その人を本当の意味で満ち足りた人間にしてあげられる可能性が高いかもしれない、と考えてみる。『支配されない利点』を考えられたら、相手を救ってあげたいという気持ちを持ち合わせながらも、支配されないで済むかもしれない」


もはや妾的翻訳はいらない。かっこよ。

強いて解説を入れるとするなら、むしろわかりにくくなるかもしれないけど、

トウコさんは相手のことを救いたいという気持ちが強かったからこそ、「相手の立場になって」レインちゃんのことを考えようとした。

日本の道徳教育ではそう教わるものね。
例えばどんなふうになったかって、レインちゃんに「いやだ、やりたくない」って言われたら、その気持ちに同調して動揺するとか。

相手の立場になって、相手の気持ちを考えるからこそ、こちらも揺さぶられる。



で、相手の立場になって考えたからこそ、

レインちゃんの求めていること、すなわち「トウコさんを支配したいと思っていること」を、トウコさんがなんとなく察知してしまっていた可能性がある。


だから、支配されてしまったのかも。

相手が支配を望むなら、支配されてあげたほうがいいのかもしれない?

潜在的にそう考えていた可能性は?

相手が喜ぶことをすることが、相手を救うのではないか?

この思考、非常に危険だ。

本当にそうか?


極端な話、例えばアルコール中毒者に、アルコールを渡せば喜ぶ。
けど、絶対それはその人を救わない。

妾の先生くらいリアリストだと、
相手の立場になって考えて、合わせてあげて、束の間の喜びを与えてあげることよりも、
あえて相手と違う視点から新しいアイデア投げるほうが、相手のためになる可能性あるなぁ、と考えられるらしい。

妾はもう、ただただ「ほえー」ですよ。
そんな感想しか出んよ。
つまり、

「苦しいやつの思考を考えても苦しいアイデアしか出ん」。

それはそうだ。
やたら攻撃してくるやつとか、やたら皮肉言ってくるやつとかに対しても、この思考は使える気がする。

「この人は、どうして苦しいのかしら……。この人の立場になって考えて……」

それで、気持ちの理解はできるかもしれん。でも、現実的な対策ができない。


「他人の立場になって物事を考えることは、必ずしも優しさではない(達人の声)」。

超訳すぎる。妾のこの考え方も、もはや危険なのかもしれない。

ちなみに、これは名越先生が言っていたことなんだけれども、
トウコさんは、カウンセラーとして、
信頼関係を築く段階と、治療の段階を、うまくわけられていなかったらしい。

すなわち、
最初から他視点のアイデア投げるのも当然良くないわけだ。

まず、個と向き合う。
現実的に個と向き合って、聞いて知る。
信頼関係を築いてから、治療に入る。

ここで、またトウコさんの問題点が出てくる。


トウコさんの問題ポイント3「相手(患者)と適切な信頼関係を築けなかった」


誰かとの信頼関係って、どうやって築くんですか?

先生に聞いてみた。

「正直でいる。言葉ではなく行動(振る舞い)でコミュニケーションを取る」

はい、妾の超訳入りますよ。むしろわかりにくくするよ。

「まず、人間は善悪も清濁も合せ持つ生き物である。相手にも己にも、良い面も悪い面もあると受け入れる。己の悪い面も認めた上で、出来る限り正直に振る舞えば良いのだ」

「全ての人間には、良い面も悪い面もある。そう考えて相手に向き合うならば、両面を受け入れられるその寛容さや大らかさが、行動になってあらわれてくるはずである」

「『どうやらこの人は、私がどのような人間だとしても、ただ真正面から向き合ってくれる人間でありそうだ』。そう、相手に感じてもらうことに成功すれば、信頼関係は築ける」

(ここまで全て達人の声)


いや、善悪の話とかは、ちゃんと先生自身から聞いたんだよ?
なんか、こう、達人感を出したいから、あえてこんな書き方をしているんだよ?
だって妾の先生、非常に謙虚な人なんだもの。
とても凄いのに。

はい、総括します。

・相手は、妾の考える何者かである前に、一人の人間である。
・相手の立場になって考えることは、必ずしも優しさとは言えない。
・まず自分自身に正直に、良い面も悪い面もあることを認めなさい。
・相手のことも柔軟に受け入れられる器が出来てきたら、その雰囲気はやがて行い(振る舞い)に出て相手に伝わるから、信頼関係を築けるようになるよ。

あともう一個だけ。

子どもとの関わりと、大人との関わりの違いってなんですか?
子どもとの関わりにおいて気をつけることはありますか?


ディズムさんの言葉が「この人子どもと関わるの下手だね」発言があまりにも妾にも刺さって痛かったから、これも先生に聞いてみた。
先生の意見はこうでした。

「子どもは、物理的に力が弱い」
「だから、子どもは基本的に、大人に対して我慢する傾向にある」
「そこを考えて接する、というのが、大人と子どもに対するコミュニケーションの違いかなぁ、と僕は思うよ」


っはー!!!!!!

妾の先生かっこよ!!!!!!!!!!!!


非常に勉強になるし、
妾は、先生の考え方が、個人的にとても好きだ。

まぁ、もちろん、考え方が違う部分もたくさんあるし、
妾はこう思うなぁ、みたいなのもあるよ。

でも、先生はやっぱり、「先生」なんだよなぁ。
ちなみに流石に先生はこのnoteの存在を知らない。

妾、普段は割とお上品な喋り方を心がけているので、こんな口調で喋ってるのを聞いたら、先生は多分卒倒するよ。


ちなみに、妾との会話内容を公開してもいいかどうか、とか、その辺はおそらく大丈夫と思う。
仮に守秘義務が発生するとすれば、それは妾の発言に対してだからね。
相談者は妾であって、先生は先生であり、さらにこの話は、誰かに押し付けるような類のものでは決してないし。

先生の発言は先生の発言であって、
妾の訳は超訳なんだ、ってことさえ、伝われば問題ないと思われる。


ほぁ、今日もまた重たい話をしたな。
毎日こんな、人生哲学みたいなものを考えて、あなたは本当に現実に生きているんですか? みたいなことを聞かれたらどうしよう。

生きてないよ(震え声)。
妾は二次元上で生きすぎたから、今、三次元に戻るために、色々お勉強中なの(泣)。


今日のお日記はそんな感じでした。
ほぁー、現実でのコミュニケーション、うまくなりてーーーー。

とりあえず、最近の妾のトレンドワードは「バランスよく」です。
なんか中国あたりの偉い人が言ってた。

「中庸!!!!!!!!!!!(謎の達人の声)」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?