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ひろのふくのポエム
2024年4月23日 18:46
溶けるような月の粉末を飲み干す。騒めく葦の影、大気揺れる頬に触れる髪。軟水の唾液、対面の瞳。滝の流れる、緩やかになるころの制服。揺れる。ベニヤ板の下から、その合宿最期の深夜。眼差しの船出、どこへ行きたいの。声、卓球台、ピンポン。 どうして? あした、青い空、透きとおるでしょうと女神さまは言った。真白い滑らかな声の構築、今杭を、地面に、突き立てて。刺して、と、流し込む流動体。 薄い、霞