夏までに取り組みたい新人保育士のためのフォロー策とは?
みなさん、こんにちは。
カタグルマの大嶽です。
こちらのセミナー、200名を超えるお申し込みをいただきました。
ご参加の皆様、ありがとうございました!
次回はこちらです!
昨年10月に開催し、特に10施設以上を運営していらっしゃる法人様より再度開催希望のお声を多数いただいた、
「本部・園(施設)の物理的距離はこう埋める!複数施設の運営における本部管理の改革とデジタル活用」
のセミナーのご案内です。
経営者の皆様、本部の方のお悩みとして、
・拠点展開に伴い、各園の運営状況を把握しづらくなってしまった…
・経営者(本部)と園(現場)の間には隔たりがあり、認識の相違や情報共有がうまくいかないことが多々ある…
・職員一人一人の把握ができず、リアルタイムで適切なフォローができていない…
といったお話をよくお伺いいたします。
いずれも、「本部と園(施設)の物理的距離」によって生じているお悩みです。
これらの原因は、本部があるかないか、施設数の多い少ないはあまり関係がなく、園長との定例会議や、巡回、随時のメールや電話相談では、別拠点にいる職員が得られる情報に、限界があるという点にあります。
さらに、その先のマネジメントとなると、本部職員個人の経験や資質に依存してしまいがちです。
本部を設置していたとしても、園児数の減少に伴う本部経費の削減も見据えると、いたずらに人員を増やすことでフォロー体制を手厚くすることはできないですし、またマネジメント経験があり、現場と法人間でバランスの取れた人材を採用することは、保育士の採用よりも困難を極めます。
そのため、本部におけるマネジメント業務はより一層仕組み化、効率化を図っていくことが求められます。
そこで今回のセミナーでは、首都圏を中心に17園の保育園を運営されている、カタグルマユーザーでもある株式会社TKC経営企画室の田上様をお招きして、デジタルを活用した、複数施設の園マネジメントのポイントについて、具体的な施策を交えながらお話しいただきます。
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【前回 セミナーに参加された方のお声/一部抜粋】
★本日のように、具体的な使用例などは、とても参考になりました。
★サイト作成なんて、無理と思っていましたが、やってみようかなと思い、セミナー途中から作成し始めました。教えて頂けたからこそチャレンジしてみようという気持ちになれました。ありがとうございます。
★カタグルマではやれることが多い為、実際に導入している法人様の具体的な活用方法をお聞きし導入後のイメージが分かったので良かったです。
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ご興味のある方は是非ご参加くださいませ。
お申込みはこちらから↓
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_zesA8tvQTumfOGarLN9noA
さて、本題です。
いよいよ新年度を迎えるとともに、各園には養成校を卒業した新人保育士・新人教諭が入職し、現場で働き始めますが、親しい経営者や園長とコミュニケーションを取る中で、残念なことに入職1年未満の早期退職が明らかに増えているようです。
折角苦労して採用し、内定後も手厚くフォローしてきた法人も少なくない中で、大切な新人職員が早期に辞めてしまうのは、お互いに避けたいのが本音でしょう。
ではどんな「ミスマッチ」が起こっているのでしょうか?
その原因を紐解くには、学生が入職前に感じている不安を知る必要があります。
その不安が入職後も解消されず、徐々に膨らみ、我慢も耐えきれなくなり、その結果、自身での対応策が分からなくなり、解決することを諦めることで、退職という行為に帰結するケースが多いようです。
マイナビから毎年出されている2024年卒の保育学生の活動調査の結果をみると、保育学生が抱く不安ベスト5は、以下の通りです。
1位 職場での人間関係
2位 保護者との関わり
3位 給与
4位 仕事に向いているか
5位 スキル
特に上位3つは、回答の60%を超えており、職場の人間関係においては、80%近い結果となっております。
言わずもがな保育者の退職理由の各種調査でも人間関係はトップの理由になっていることからも、整合性が合うことが分かります。
ではもう少し人間関係問題を因数分解していきましょう。
人間関係と一言で言っても、別に先輩、上司から露骨なパワハラを受けているというケースは決して多くないと思います。
つまり、人間関係問題というのは、多くのケースが、
「静かな有事」
であることが多いのです。
では保育現場でそれら静かな有事が起こる原因は何でしょうか?
私個人としてまとめたのが以下の4つです。
1.リアリティショック
2.心理的安全性
3.キャリア安全性
4.ぬるあつギャップ
1.リアリティショック
その名の通り、入職前に抱いていたイメージと入職後の現実のギャップを感じる現象です。
保育現場で言えば、子どもが好きという感情で志を持ち、夢や憧れを抱いていた保育の仕事を実習を通して現実的な大変さ、保育以外の事務仕事や書類作成の量、心にゆとりや余裕のない職場などを目の当たりにして、保育の仕事を諦める人も少なくありません。
そして、いざ入職後は、
「あの優しかった先生がいない」
「◯◯先生の人が変わったみたい」
「みんな優しかったのに・・」
などのギャップを感じ、さらに4月の慌ただしさを初めて経験し、殺伐とした職場の雰囲気にショックを感じるのです。
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