経営者は仕事を忘れ、夢中になれる時間が大切(マインドフルネス)
みなさん、いつもご愛読ありがとうございます。
カタグルマの大嶽です。
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さて、先日定期的に情報交換している経営者仲間と食事をしていました。
IPOを目前に控えた外食産業の社長やラジオで複数レギュラー番組を持つ著名な不動産アナリスト社長、児童発達支援、放課後等デイを運営する大手の役員など、第一線で活躍する経営者なのですが、その方々にとても興味深い共通点がありました。
それは、タイトルにもある通り、
「仕事を忘れ、夢中(無心)になる時間が経営者には大切」
だと強く感じているということです。
ちなみに、この経営者メンバーで言えば、その時間は全てスポーツでした。
テニスやサッカーなど。
その時間は、全く仕事のことを考えず、ひたすら夢中になって打ち込むわけですが、それが仕事のメンタルを保持するためにも非常に大切だということです。
実はこの話は他でも聞いたことがあります。
あるベンチャーキャピタルの代表は、これらと同じ目的でヨガをしているそうで、また、あるコンサルファームの代表の方はこれまた同じ目的でサーフィンを、また別の経営者はキックボクシングをしています。
そして、私自身もその気持ちがよく分かります。
私はフットサルやサウナが好きですが、その時は仕事を忘れ、無心になって打ち込んでおり、とても心地よい気分になります。
サウナは15年以上も好きで通ってますが、そのくらいベテランになると、もはや瞑想時間です。
そして、それはその時間そのものが楽しいということもあるのですが、それ以上に何とも言えない解放感を感じます。
経営者に限ったことではありませんが、特に極めて高いレベルのストレス状態が常態化しているビジネスマンはこのような時間や環境が大切なのでしょう。
サンフランシスコ州立大学の最近の研究結果では、
論文の筆者であるケビン・エシュルマンは、研究概要について、
「一般的に、仕事外でクリエイティブな活動に取り組んでいる人ほど、仕事の成果もよいことがわかった」
と語っています。
この論文では「クリエイティブ」と定義していますが、夢中、無心になれる趣味、時間の過ごし方という意味では同じようなことだと思います。
また、こちらの記事を読むと、これら無心(夢中)時間を作ることによる効果が分かりやすくまとまっています。
その効果を要約しますと、
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1.自信がつく
趣味に熱心に取り組んでいる人ほど、ほかの分野で困難にぶつかったときに、自信をもって取り組んでいる
2.レジリエンスが高まる
デューク大学の心理学者パトリシア・リンヴィルの研究によると、趣味に没頭すれば、自身が演じる役のポートフォリオに、もうひとつ別のアイデンティティが加わり、自分が人生で演じる役が多いとわかれば、それだけ回復力が強くなる。
なぜなら、たとえば商談に失敗するなど、ひとつの分野で挫折を味わっても、ほかの分野で満足感を得て、自尊心を育むことができる。
仕事で大変な一日を過ごしても、絶品のデザートを作れたり、うまく波に乗れたりすれば、挫折を客観的にとらえ、自分の強さを思い出すことができる。
それはつまり、叩きのめされても、よりすばやく元に戻れる。
3.知力を高める
あらゆるエクササイズから読書、楽器の演奏にいたるまで、多くの人気ある趣味が、知力を高めると言われている。
4.マインドフルネスに貢献
現在に集中している限り、単なる皿洗いであってもマインドフルネスな状態になりうることが、研究によって裏づけられている。
だから、世界的な富豪であっても、時間を取って洗い物をしたり、洗濯物を干したりする人がいる
ビル・ゲイツでさえ、皿洗いをしたり、ブリッジをしたりする時間を見つけられるのなら、当然誰でも趣味に打ち込む時間を見つけられるだろう。
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つまり、経営者仲間や私が感じていた無心、夢中になれる時間による解放感やその時間を作ろうとしていた目的というのは、4のマインドフルネスだったのでしょう。
マインドフルネスは少し前にバズワードになりましたが、定義としては、
ということで、責任感が強い人、不安を感じやすい人、責任ある仕事をしている人ほど求められる活動です。
経営者仲間や私自身が感じている理由がよく分かりました。。
上記のような方は是非仕事以外で夢中、無心になれる時間を作ってみましょう。
きっと仕事にも良い影響が出ると思います!
ではまた。
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