【あそびごころ探究#4】全裸とリスペクトの関係性
こんにちは、ひろのです。
コーチングの学びを通じて、人生っていうものにこれまでより細かい粒度で向き合いはじめておよそ1年。あそびごころなるものが人生のマインドセットとしてとっても大切なのでは?!と至りマイペースに探究をはじめました。
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今回は、対話による探究第4弾として、どしっとした安定感とエネルギーの軽さを併せ持つなべさんと対話させていただきました。
今回のキーワードは「真剣に1本ひねること」として印象にのこっています。そのために大切なのは「全裸とリスペクト」。
ところで、「間抜け」とはおっちょこちょいのことではなくて、「間がない」ことをいうのだそうです。そう聞くと、結構間抜けな日常をすごしているかも・・・と省みるわたしがいます。
伺ったエピソードには、いつだって「間」を見逃すまいとするにやにやしたなべさんがいました。
小学生とのラクロス
ラクロスコーチをされているなべさん。いつだって、真剣に大人げない大人として、どのようにプレーの予測を裏切るか考えているそう。流動的に変わる場面に対して、こんなプレーをしたらどうなるだろう(にやにや)と即興的に妄想し、「ここだ!投げこめ!」という場面を見逃さないのだそう。
No Bordersのミーティング
「人生にイノベーションを!」をコンセプトにワークショップなどを手掛けるNo Borders。わたしも多くのワークショップに参加させていただいて、いつも意表をつくようなまじめなような味わい深い体験を通して人生の肥料のようなものをいただいています(推しのチームです!)。
そんなNo Bordersの場を生み出すミーティングでは、テンポのよい掛け合いが肝のようでした。だれかの言葉に「Yes,and-」で言葉をのせていくと、おもしろくなってくるフレーズなどのきっかけが現れる。
それは大抵、対話の一直線上の先ではなく、「あっ!そういえばさ、」なんて何気ない過去の話などに横道にそれたときに現れる模様。そこから流れのままに「いいじゃん」ができあがるそうです。
会社の同僚と
コンサル時代、お客さんと打ち合わせをした帰り道に投げかけられた問い「なんでお客さんの前で全裸なんですか?」
なべさんは、それをプロフェッショナルな謙虚さとして捉えているそう。つまり、全裸とはなにも取り繕うことなく関わるということ。上下関係やバックグラウンドに関わらず、フラットな関係性から生まれる掛け合いがおもしろいことを生み出してくれる。
緊張していないというのは決してはだかの王様ということではなくて、至って真剣なスタンスの上に成り立つ一本ひねりを狙っている(にやにや)。相手が全裸かどうかは、直感が教えてくれるそうです。
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対話をして
話を伺って、あらためて「間」というのは流れの中にポツンと生まれるものだな、と実感しました。その「間」を見逃さない、そこでひねってみると、流れがシフトして予定調和でないところにたどり着く。波乗りを楽しむイメージが浮かんでいます(🏄は未経験)。
そのためには、全裸であるとチャンスが増える。それは、自分のことに意識はたっていなくて、お互いにその場、プレーの先、対話の先だけを見据えている。そのためには、失うものがない、どうシフトしようとぶっこわれないというお互いへのリスペクトという安心が欠かせないとのこと。
そしてもうひとつ大切なこととして、停滞しても無理をせずボーーーっといることだと教えてくださいました。
毎度毎度、No Bordersのつくる場は安心感のなかで、とまどいからボーーーっとせざるを得ないような投げ込みがあります。とつぜん、ペンキとかケーキとか水風船を投げられるようなイメージ。それを複数人で混ぜ合うから、はじまるときには予想していなかった気づきに着地する。
今のわたしにとって、みんな服を着ている中で常に全裸になるのは難しいけれど、あの人、実は全裸だな?という直感を頼りに全裸先輩と関わってみることは、おもしろさ・あそびごころのとっかかりになりそうです。
おわりに
私の住むところでは今日、雪が積もりました。すっかり芯から冷え冷え。無理のない範囲で、あなたもわたしも全裸ー(ゼンラー;アムラーみたいな感じ)でいきましょう。
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