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ルイ・ヴィトンの新しい香りのディレクション

こんにちは。香りのコミュニケーターHIROです。

ルイ・ヴィトンがLos Angelesをテーマにした香りをローンチした。2016年に70年ぶりに香水「Les Parfums Louis Vuitton」をローンチして話題になり、ブランドが香りの世界に戻って3年、今回の新作はその方向性に変化が見られ話題になっている。

1927年のHeures d'Absence、1946年のReminiscencesとEau de Voyage、そして、今回はLos AngelesをベースにしているアーティストAlex Israelによるパッケージとのコラボで、Los Angelesを象徴する「sun」「cactus」「wave」をイメージ。香りはもちろんインハウス調香師、巨匠Jacques Cavallier Belletrudによるもの。Cavallier氏にとって、L.A.はフリーダムなシティ。今のルイ・ヴィトンのブランドジャーニー(方向性)と一致するそうだ。

コロンのような香水を創作するをテーマに、「Sun Song」はどうしたら太陽を香水瓶に詰め込むか、「Cactus Green」は外側はドライなのに、内側はウェットのコントラスト、「Afternoon Swim」はエネルギーを感じるビタミンCのショットに挑戦したとのことだ。オーデコロンのノートと近しい香りで、持続性のある香水である。

香水のレビューを書くブロガーさんはたくさんいるので、筆者が特定の香水について書くことは少ない。が、今回、コメントしたいと思った経緯は、今では多くの方にも浸透した香りと記憶が理由である。20代をL.A.で過ごしたこと。筆者にもL.A.のそれぞれのシーンの香り(の記憶)があり、巨匠の感性とどうのように異なるか楽しである。一番の興味を引いた香りはCactus Green。この香りから読者の皆さんにもL.A.からVegasまでのフリーウェイの光景が浮かぶだろうか?

4月11日にルイ・ヴィトン表参道店で発売開始とのこと。今から楽しみにしている。ひと月あるので、これから一ヶ月2016年以降に発売されたルイ・ヴィトンの香水のおさらいをしてから、このL.A. inspired fragrancesの香りを試すのも面白いかもしれない。

今日も香り満ち溢れる素敵な一日を!

画像:WWD


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