香りで救われた。
こんにちは。香りのコミュニケーターHIROです。
香りで救われた。
昨年後半、こう表現した方に出会った。
筆者も2度「香りで救われた」ひとりで、忘れもしない2008年3月、この香りの世界に入ることを決めた。
なぜか?こちら、筆者が代表を務める「Project Felicia」のサイトにも記載しているが、ストレスで嗅覚が衰える体験をしたことがきっかけとなる。 2006年に引っ越したニューヨークは新天地、新しい仕事、新しい人間関係、離婚、色々な出来事が重なり、恐らく人生で一番ストレスを感じてもおかしくない状況下にいた。知らず知らずに、嗅覚が衰える臭覚障害という病になっていた。とはいえ、当時はそんな病気であることすら知らず生活を続けていたのだが、離婚届を提出したその日、臭覚障害らしいことに気づいた。ついに3年越しの離婚届の提出後、ニューヨークはブルックリンの裁判所から退出すると、そこは毎週開催される朝市。それまで強く認知できなかった野菜や植物の香りを強く感じた瞬間である。あの時の生きている喜びは今でも忘れられない。自分自身が生きている実感と生命力溢れる植物や野菜の力強さを「香り」に教えられた。
この体験は、若い頃に病気をした経験があり「死」を比較的意識して生活していたのとは正反対にある「生」に意識して生活できるようになった。嗅覚は筆者の世界観を大きく変えた。
今日も香り満ち溢れる素敵な一日を!
お読みいただきありがとうございます!香り(嗅覚)の世界は徐々に注目を集め始めていますが、まだ多くの方々には未知の領域です。試行錯誤中ですが、スキをクリックしてくださったり、シェア・コメントなどいただけたらとても嬉しいです。