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【日記, 20230910】初回、音楽と食事

思い立って今から日記を書くことにした。日記とはいえ、毎日は無理だろうから、時間のある時にまとめて書くことにする。なんとなく、小説とか書けたらいいな、なんて思いつつも特に何もできないまま時間ばかりが過ぎていく。無駄に焦燥感に駆られて、どうにも落ち着かない。それなら日記でも書いてみようかというわけだ。そして、三日坊主にならないために、ネットに公開する。誰かに見られる(かもしれない)ことが、少しは継続の原動力になるといいが。

私の名前は「ひろむ」、35歳。生まれは徳島県。今は東京都に住んでいる。細かい個人情報は割愛するが、正直、個人情報なんて知られてなんぼだろと思っている。なぜなら、個人情報は自分が知っていても意味はなく、他人に知らせるためにあるのだから。もっとえいば、あるコミュニティで個人を特定することができるなら、なんでもいいと思っている。とはいえ、私の仕事はいわゆるシステムエンジニアというやつで、顧客の個人情報を漏らそうものなら一発で首が飛ぶから、そういうわけにもいかない。選ぶ仕事を間違ったかもしれない。

私は音楽を聴くのが好きで、よくミュージックバーに通っている。行きつけのお店は都内に2軒ある。もうすぐ3軒になるかもしれない。そのうちの一軒で、ある飲食店に勤めている方にお会いした。そのお店では昨日、私も好きなアーティストの関係者主催のパーティーが行われたということだった。そのパーティーで流す曲をバーのマスターが選曲したので、そのお礼に来たのだとか。選曲された内容は、まさにそのアーティストのイメージにぴったりなのだが、一方で、食事をしながら聞く曲かと言われると、どうなんだろうと言っていた。

食事に合う選曲というのは、食事に合うワインを選ぶのと似ているかもしれないという話になった。つまり、食事よりも主張が強くてはいけないという事で、確かに言われてみれば、記憶に残る料理はあれど、それを食べていた時に店内で流れていた曲というのは全く覚えていない。でもそれは、選曲に成功していたということなのだろう。その料理が美味しくあるために、音楽は一役買っていたに違いない。音楽だけではない、店の造り、店員の所作、食器、他のお客さんの雰囲気、店内の全てが連動して初めて、美味しいという気持ちにたどり着くことができるというわけだ。

この日のバーでは、他にもいろんなことがあって、朝にもほどがある時間まで話が尽きなかった。全部書いたら本一冊分くらいになりそうだ。一本目から気合を入れすぎると続かなくなりそうだからこの辺にしておく。そもそも誰も読まないかもしれない記事だけども、ここまで読んでくださった方、ありがとう。また。


22:00 都内某所のカフェベローチェにて

カバー写真:ひろむ「いつかの新検見川の道」

今日の一曲:3曲目のキューバは沁みる。細野晴臣さんのお孫さんがベースを弾いてるらしい。

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