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【中学受験#17】 芝中学校説明会(Season1)

受験期だったこともあって説明会がしばらくなかったけれど、また説明会の季節がやってきた。

文化祭や体育祭など、ちょこちょこ参加している。

妻が参加し、「すごいよかった」と、テンションが上がって帰ってきた芝中学。以下は、妻のレポート。若干だらだらとなっていて読みにくいかも。


校長先生

めちゃ明るくて、随所に笑いをとってくる。
サービス精神大事。

授業は8時に始まり、14時半に終わる。
1時間くらいかけて通う生徒が多い。

芝中学校に入ると塾に行かなくていいよ。中学校に入ったら学校に来たらいいだけという考え。

男の子だけで、同じ学年に300人いる。つまり、全校で1800人の男子がいる。300人いると出会ったことのないくらいの素敵な出会いがあるかも!? その出会いが一番の学びになる。

1日を24時間÷3で考え、8時間は寝る。8時間は勉強(うち6時間は芝で)、2時間は自習。残りの8時間は自分の時間。そんな毎日を過ごしてほしい。

「芝楽アプリ」で見て欲しい、36〜37のクラブがある。
仮入部が5月いっぱいできる。

コロナ禍での4年目は、子どもの3年間を大切にとう意識を持っている。コロナ禍で、抜けてしまったかもしれない関わりや安心という信頼関係を伝えることを意識している。自分の存在がそこにあることで誰かや何かのプラスになることで、自分のことを大切に思える体験を。

(生徒に語りかけて)受験をするみんなは、志望校を3つ決めてほしい。第1志望、第2志望、第3志望ではなく、第1志望、第1志望、第1志望と思えるように。この学校でこれをしたい!と思うものを見つけてから受験してほしい。

運動会

5月1日に実施。これまで、としまえんグラウンドで実施。コロナで中止。2022年東京体育館メインアリーナで。

今年は武蔵野の森総合スポーツプラザ。収容人数10,000人越えの会場。観客の誘導もイチから生徒が段取りを考えた。3,000人を超える保護者が観覧した。パンフレットのデザイン、業者の発注も全て生徒。

生徒の安全と学びさえ保証されれば、あとは子どもの好きなことをさせてあげたい。先生たちは引き立て役。
道案内の動画も編集して作った。

進路

毎年リニューアルしている「芝漬ゼミ」。OBとの連携。
Twitterもやってる。YouTube→ホンネで中学受験 芝中で検索する。シバブラリ(コロナ禍での学園祭レポート)

今年の文化祭は9月16、17日で予約不要の予定。

23年度入試の詳細はホームページで確認するとよい。
1日と4日が入試日。合格倍率は2.5倍と3.4倍。
各教科の足切りはない。合格者平均点と全受験者平均点の差を出すと、算数でかなり開きが出る。算数は答えのみ、部分点なし。
設問数が少ないからできる問題を正確に解けるかが鍵。
2回目入試の方が問題は難しくなるので、平均点は少し下がる。

→2回とも受験した人に優遇あり、5〜20点の範囲内で加点される。

合格者最低点がボリュームゾーンになるので、両方受験すると有利になる仕組み。
繰り上げ合格は、両日受験者から優先して出す。1回の人にもチャンスはある。ただし、過去3年間は繰り上げ合格を出してない。

感想

説明会に参加する一番いい点は、その学校が大切にしているものが見えてくること。ホームページやパンフレットだけでは分からない。
学園長や校長、入試担当、広報担当、いろんな方が様々な角度から学校の説明をしてくれるが、その学校で一貫して大切にしているものが見える。

芝の場合はとにかく「生徒が主役」という姿勢が伝わってきた。進路、学校、教員に関する話はほとんどないくらいで、生徒の話ばかり。校長の話にあった、「生徒の安全と学びさえ保証されれば、あとは子どもの好きなことをさせてあげたい」が、学校中に浸透している。

ここは安心して子どもを通わせられる学校だなと感じた。
おおたとしまさ著・『名門校の「人生を学ぶ授業」』を読んだときに、数ある名門校のおもしろそうな授業の中で、芝のバイオリン教育や家庭科、美術の授業の様子が気になっていた。
そんな小さな期待感を持って参加した今回の説明会。

私がこんな中学校に通いたかった・・。

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