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10年ぶりの子育てがはじまる

約1ヶ月前に第3子が生まれました。
第2子から10年離れての第3子。

前にこんな記事書いたこともあるので、子育てがいかにポジティブかを事あるごとに発信していこうと決意しました。


10年前とちがう国の補助

「少子化対策」と声高に叫ばれていますが、出産時の費用は全部補助金で賄える訳ではないし、出産までの健診料も結構かかります。

それでも以前よりかなり手厚いとは感じます。

補助金まとめ記事じゃないので詳細は省きますが、産前産後で、子育てに必要な用品等を買える補助金が出たり、タクシーに乗れる補助金が出たり。
出産一時金の補助が増額されていたり。
子どもの人数に応じて、国からも都からも補助金がもらえます。
自治体によりますが、医療費も無料の年齢が広がっています。
高校、大学などの補助金や給付型奨学金などの種類も多くなっています。

お金の面で、子育てしやすい環境に向かっているのは確かです。

語り尽くせぬ乳幼児期の楽しさについて

新生児は、こんなに小さかったのかというほど小さいです。
あたり前ですが。

人類最弱なので、守ってあげないといけません。

泣き止まないことも、寝ないこともあります。
ちっとも笑わないし、言葉で意思表示もしてくれません。
タオルを食べようとしたり、お風呂で溺れそうになります。
自分では服も着れないし、食事もできないし、おしりもふけません。何もできません。
わがまま放題の王女様。

大変なこともあります。
でも、そんなのふっ飛ぶかわいさを持っています。

顔がかわいいとか性格がかわいいとか、そんなことではない。
「存在」がかわいいのです。
子を持たないとわからない感覚かもしれません。

そんなわけで、大事に大事に・・・いや、やはり第3子、けっこう雑に扱われているような気もします。

泣いても、いずれは疲れて泣き止みます。
全部世話をしないといけないのは今だけです。
だんだん、自分一人でやれるようになります。
年齢が上がれば、抱っこもさせてくれなくなります。

「止まない雨はないように、報われない努力はない」
と言いますが、報われない努力は努力の仕方によってあるかもしれません。
でも、泣き止まない乳幼児はいない。
成長しない乳幼児もいない。
つまり、今だけ。
だったら、その大変さも含めて楽しんでおかないともったいない。

「第3子だからでしょ?」
そうかもしれません。
この時期は過ぎる、とわかっているという意味ではその通り。

でも、3回目だから、老獪な子育てができるかっていうと、そうではない。
泣き止まない子を泣き止ませる術なんて持っていない。
寝ない子を寝かせる術も持っていない。

悪戦苦闘は第1子のときから変わりません。
でも、悪戦苦闘するから愛情が深まっていく気もします。

家庭の状況がどうであろうと・・・

自営業です。
不安定の極みです。
でも、なんとかなります。
なんとかしていこうと思っています。

息子(小6)は中学受験生です。
とても大事な時期です。
〔母の入院→出産→退院→新生児が家族になる〕の一連の流れで、学習のペースを乱しました。
でも、1ヶ月経ち、ペースを取り戻しました。
なんとかなる。

娘(小4)も、やんわり中学受験勉強。
妹にメロメロになりながら、育児に家事にと大車輪の活躍。
兄と妹の母のような存在になって、精神的に成長しました。
いいことしかない。

生活のリズムは、大きく変わります。
やりたいことができないこともあります。
イライラすることもあります。
だけど、なんとかなります。

誰かのためにするエネルギーは、自分のためにするエネルギーより強いと実感します。

より大切なことのために大切なことを捨てる

上の子たちの乳幼児期にやっていたことの結果が出ています。

よかったこと、意味のなかったことを取捨選択します。さらにやっておけばよかったこと、新しくやりたいことをしていきます。
仮説だらけで、楽しみしかない。

上の子たちのときは、
「なるべくやってあげるのが親の愛だ」
と思っていましたが、今は
「なるべくやらないのが親の愛だ」
くらいに考えています。
もちろん、ゼロではありませんよ。

「やってあげている」という親の自己満足ではなく、
「この子にとって本当に大切なことに絞ってあげること」
が親の役目だと思って、3度目の子育てをしようと思います。

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